このページの本文へ移動

農林水産技術会議

メニュー

第233回農林交流センターワークショップ

【オンライン開催】メッシュ農業気象データ利用講習会

趣旨

mesh_ws

   近年の温暖化傾向に伴い、高温による減収や品質低下が各地で問題となっており、これを克服する技術の開発が全国で進められています。また、農業人口の高齢化に伴って「担い手」に集積する小規模で分散した圃場を効率的に経営するために、複数の作物や品種を組み合わせて機材の稼働や労働を平準化する技術が求められています。メッシュ農業気象データシステムは、このような技術の開発を支えることを目標に開発された気象情報サービスで、1980年から来年までの広い期間の多彩な日別気象値と、気候温暖化シナリオを1kmメッシュで全国についてオンデマンドで取得することができます。
   本ワークショップは、メッシュ農業気象データについて理解するとともに、プログラミング言語Pythonや表計算ソフトExcelでこれを処理する技術を習得します。

開催日時


2023年2月21日(火曜日)-2月22日(水曜日)

受講方法


筑波農林団地内よりライブ配信にて開催
インターネット環境とPCがあれば、自席からご参加頂けるオンライン形式です。

対象


産学官で研究・開発に従事している方で、気象データの農業利用に関心のある方

コーディネーター


国立研究開発法人  農業・食品産業技術総合研究機構
農業環境研究部門  気候変動適応策研究領域 上級研究員  佐々木  華織 

定員


40名(全日程に参加することとし、代理の方の参加は認めていません。)

参加費


無料(受講後のアンケート回答は必須です(5~15分程度))

その他


1).以下の条件を満たしたPCをご用意下さい。
無線または有線のLAN接続機能を有する。
OSはWindows10以降、または、Mac OS X 10.11以降。
トラブル対応の為、管理者権限でもログイン可能。
Microsoft Excel(windowsはExcel2013以降、MacはExcel2016以降)をインストール済み。
 ※PCについては、デスクトップPCでもノートPCでも構いません。
 ※マルチモニターにして頂くと、受講及び実習が受けやすくなります。

2).実習でJupyterLab(https://jupyterlab.readthedocs.io/en/stable/)を使用します。
受講決定後、セットアップの資料を送付しますので、事前にセットアップをお願い致します。

3).オンライン講義には、Adobe Connectを使用します。
ご所属機関のセキュリティポリシーによりAdobe Connectのインストールが不可の場合は、
各種ブラウザからアクセス頂きます。
Adobe Connectの動作環境については、こちらでご確認下さい。

【重要】
ご所属機関のセキュリティポリシー及び規程等により、以下の対応ができない場合、ワークショップにご参加いただけませんので、申込み前に、ご確認をお願い致します。
1)使用予定のPCに「JupyterLab」のインストールが可能であること。
(ご所属機関のシステムご担当者様にご確認下さい。)

2)当日使用されるPCのアカウントは、アルファベットのアカウントをご使用願います。
アカウントに日本語が使用されていると、アプリケーションが誤作動を起こす可能性がある為。
該当する方は、受講決定後、各自別途アカウントを作成して頂きますようお願い致します。
(権限は一般ユーザーでも構いません)。

受講の注意点


  本講習会には「Pythonによるプログラミングの基礎」の講義が含まれますが、プログラミング未経験の方がこの講義のみでPythonを習得することは困難です。そのため、プログラミング未経験の方で、本講習を通じてPythonを利用したメッシュ農業気象データ処理を習得したい方には事前学習をしたうえで講義に参加して頂きます。講習当日は事前学習を終えているものとして講義をおこないます。事前学習用の資料は受講決定後に配付いたします。事前学習、セットアップ等のサポートは、ウエブブラウザのドキュメントサービス上で行います。これについても、受講決定後にお知らせいたします。

  1-2日目の実習では、各個人でメッシュ農業気象データを利用したアプリケーションを実際に開発していただきます。開発したいアプリケーションのアイデアや参考資料等の事前準備をお願いします。2日目の午後に、要旨と共に結果をウエブブラウザのドキュメントサービス上に掲載していただきます。最後に、講師が開発結果について紹介し、コメントします。要旨と結果は1週間程度掲載しますので、参加者間での意見交換はこちらで行ってください。


講義と実習内容

2023年2月21日(火曜日) 

09時00分-09時10分 【オリエンテーション】佐々木 華織(農研機構 農業環境研究部門)
09時10分-09時20分 【講師自己紹介(参加者自己紹介は別途オンライン掲示板に掲載)】講師全員
09時20分-09時50分 【講義】「メッシュ農業気象データの利用について」佐々木 華織
09時50分-10時20分 【講義】「メッシュ温暖化シナリオデータについて」西森 基貴(農研機構 農業環境研究部門)
10時30分-11時00分 【実習】「メッシュ農業気象データの取得1 Excelの利用」根本 学(農研機構 北海道農業研究センター)
11時00分-12時00分 【実習】「Pythonによるプログラミングの基礎1」片柳 薫子(農研機構 農業環境研究部門)
13時00分-14時00分 【実習】「Pythonによるプログラミングの基礎2」片柳 薫子
14時00分-15時00分 【実習】「メッシュ農業気象データの取得2 Pythonの利用」大久保 さゆり(農研機構 東北農業研究センター)
15時10分-16時10分 【実習】「Pythonによるメッシュ農業気象データの処理1」大野 宏之(農研機構 農業環境研究部門)
16時10分-17時00分 【実習】「Pythonによるメッシュ農業気象データの処理2」大野 宏之
17時00分-17時15分 【講義】「開発するアプリケーションの検討」佐々木 華織

2023年2月22日(水曜日)

09時00分-14時00分 【実習】「各自メッシュ農業気象データを利用するアプリケーション開発」
14時00分-14時20分 【実習】「各自開発したアプリケーションの要旨・結果提出(オンライドドキュメント上)」
14時30分-17時00分 【講義】「開発結果のレビュー」大野 宏之
17時00分-17時10分 【閉会】  佐々木 華織


2023年2月22日(水曜日)~2月28日(火曜日) ※講習会終了後6日間アクセス可能

終日 【参加者全員】「各自開発したアプリケーションの結果掲載・議論」(オンラインドキュメント上)


お申し込み方法

下記区分((1)または(2))により2023年1月16日(月曜日)迄にお申し込みください(必着)。

農林交流センターワークショップでは、受講者についてはコーディネーターによる選考にて決定しております(抽選ではありません)。申込書は受講者選考の際の資料となりますので、応募理由を詳細に記入くださいますようお願いします。

(1)農林水産省関係の国立研究開発法人等に所属している方

下記の関係書式から申込書等をダウンロードし、機関の取りまとめ窓口を通じてお申し込みください。
申込書とアンケートを一緒にご提出いただく必要がありますのでご注意ください。

開催要領・日程表 (WORD : 88KB) (PDF : 298KB)
申込書 (WORD : 27KB) (PDF : 225KB)
アンケート (WORD : 103KB) (PDF : 193KB)


(2) 上記以外の方(大学・公立研究機関・民間企業等に所属している方で全日程受講希望者)

募集は終了しました。

受講者決定

2023年1月23日頃メールにてお知らせ致します。

お問合せ先

農林水産技術会議事務局 筑波産学連携支援センター
コーディネーション推進課  森田、木暮(きぐれ)
電話:029-838-7136  メール:koryu7129.gif
お問い合わせフォームへ