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農林水産技術会議

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農林水産分野の主な国際研究ネットワーク

国際農業研究協議グループ (CGIAR)

CGIARの概要

1971年5月、ワシントンにおいて、世界銀行(WB)、国連食糧農業機関(FAO)及び国連開発計画(UNDP)を発起機関とし、我が国を含む先進国、地域開発銀行、途上国農業研究支援に実績を有する民間財団等の参加の下に設立された協議体であり、国際農林水産研究に対する長期的かつ組織的支援を通じて、開発途上国における食糧増産、農林水産業の持続可能な生産性改善により住民の福祉向上を図ることを目指しています。CGIAR傘下には、現在、15の国際的な研究センターが活動しています(CGIARサイトへ)。

 CGIAR傘下の研究センター

 

 

CGIAR研究・イノベーションポートフォリオ(2025-2030)

CGIARは、世界的な喫緊の課題に対応するため、2025-2030の研究・イノベーションポートフォリオを設定しました。
このポートフォリオは、9つのプログラム、3つのアクセラレーターから構成されています。

CGIAR研究・イノベーションポートフォリオ(2025-2030)の詳細についてはこちら

農業温室効果ガスに関するグローバル・リサーチ・アライアンス(GRA)

ニュージーランドが中心となって設立を呼びかけ、2009年12月にコペンハーゲンで開催された気候変動枠組条約第15回締約国会議(COP15)における、我が国を含む21か国の閣僚級共同声明からはじまった、農業分野の温室効果ガス排出削減等に関する研究ネットワーク。 (GRAサイトへ

農学知的支援ネットワーク(JISNAS)

2009年11月、農学知的支援ネットワークは、大学や国際農業研究機関、国際協力機関などの、農学および農学分野の国際協力に関わる幅広い組織の連携ネットワークとして設立されました(JISNASサイトへ)。

UJNR

UJNR(天然資源の開発利用に関する日米会議:The U.S.-Japan Cooperative Program in Natural Resources)は、1964年1月の第3回日米貿易経済合同委員会での合意に基づき設置されたもので、現在、同会議の下には18の専門部会があり、農林水産業の分野においても、協力活動が続けられています。

     第49回水産増養殖専門部会の概要

  • 有毒微生物専門部会

第45回有毒微生物専門部会日米合同会議報告

  • 食品・農業専門部会
  • 飼料作物改良部会

小麦イニシアティブ(WI)

食料安全保障のための主要な穀物である小麦の国際的な研究取り組みを調整するためのイニシアティブ。
2011年フランスにて開催されたG20農業大臣会合で合意された「食料価格乱高下及び農業に関する行動計画」において、当初、国際小麦改良研究イニシアティブ(IRIWI)として発足し、その後、名称を小麦イニシアティブ(WI)に変更されました。2013年に国際会合を横浜で開催しました。

アフリカ稲作振興のための共同体(CARD)

 2008年5月、日本で開催された第4回アフリカ開発会議(TICAD4)において、国際協力機構(JICA)及びアフリカ緑の革命のための同盟(AGRA)が共同で提案し、2008年に第1回会合がケニア・ナイロビで開催されました。2008~2018年の10年間でコメ生産量を倍増させるという目標を達成し、2019年からは、2030年に向け更なるコメ生産量の倍増を目的に、二国間ドナー、多国間ドナー、アフリカ地域機関及び国際機関と協議グループを形成し、アフリカ稲作振興に向けた協力の促進・援助の調和化を図ることを目指しています。日本からは、国際協力機構のほか、国際農林水産業研究センターが参加しています(CARDサイトへ)。

アジア太平洋地域林業研究機関連合 (APAFRI)  

1995年2月、国連食糧農業機関アジア太平洋地域事務所の提唱により、アジア太平洋地域の森林・林業研究機関のネットワーク強化のために発足した。日本は、国際農林水産研究センター及び森林総合研究所が参加しています(APAFRIサイトへ)。




お問合せ先

農林水産技術会議事務局国際研究官室

担当者:農林水産技術会議事務局国際研究官室
代表:03-3502-8111(内線5900)
ダイヤルイン:03-3502-7467