このページの本文へ移動

農林水産技術会議

メニュー

プレスリリース

「農業の生産性の向上のためのスマート農業技術の活用の促進に関する法律」に基づき開発供給実施計画を認定しました

  • 印刷
令和6年2月27日
農林水産省

  農林水産省は、農業の生産性の向上のためのスマート農業技術の活用の促進に関する法律(令和6年法律第63号)(以下「スマート農業技術活用促進法」という。)に基づき、事業者から申請された開発供給実施計画の認定を行いました。
  今回の認定と合わせて、累計8計画を認定しています。

1.趣旨

  スマート農業技術活用促進法では、農業において特に必要性が高いと認められるスマート農業技術等の開発及びその成果の普及に関する計画(開発供給実施計画)を農林水産大臣が認定し、認定を受けた事業者は、金融・税制等の支援措置を受けることができます。
  今回、株式会社ほくつう、ドローンプロフェッショナルサービス株式会社、カワサキ機工株式会社から申請のあった開発供給実施計画について、同法第13条第4項に基づき内容を審査したところ、いずれも要件を満たすものと認められることから、農林水産大臣の認定を行いました。
  いずれも、人手を要する農作業の労働時間の削減に資する技術と認められるものであり、これらのスマート農業技術の開発及び供給を通じて、スマート農業技術の活用が促進され、農業の生産性が向上していくことが期待されます。

2.申請者の開発供給実施計画の概要

  • 株式会社ほくつう(申請代表者)
      中山間地域等においてインターネットを介さずとも利用可能であり、低コストで導入可能な自動水管理システムについて、正確な水位測定を通じて自動給水・止水を行い、更なる労働時間の削減を図る無線化ユニット開発及び供給。
    【本技術による生産性向上の効果】
      「農作業共通」のうち「センシング結果等に連動した水管理作業の省力化に係る技術」により労働時間20パーセント削減に資する技術(水田の水管理に係る労働時間の削減)
    【活用する支援措置】
      -

  • ドローンプロフェッショナルサービス株式会社(申請代表者) 
      急傾斜地における果樹の防除作業が可能となる、ドローン用高圧噴射システムの開発及び当該システムを搭載した自動航行ドローンを活用した農薬散布作業の受託サービスの提供。
    【本技術による生産性向上の効果】
      「果樹・茶作」の「除草及び防除」のうち「ドローンや自律走行型の農薬散布機等の防除作業の省力化に係る技術」により労働時間80パーセント削減に資する技術(急傾斜地の果樹の防除作業に係る労働時間の削減)
    【活用する支援措置】
      日本政策金融公庫の長期低利融資
      
  • カワサキ機工株式会社(申請代表者)
      有機栽培茶向けの栽培管理システムと連携した蒸気による防除・除草作業を可能とする乗用複合管理機の開発及び供給。
    【本技術による生産性向上の効果】
      「果樹・茶作」の「除草及び防除」のうち「急傾斜地の不整形な園内における自律走行除草機等の除草作業の省力化に資する技術」により労働時間80パーセント削減に資する技術(有機栽培茶の除草作業に係る労働時間の削減)
    【活用する支援措置】
     -

添付資料

(別添1)申請者の開発供給実施計画の概要(株式会社ほくつう)(PDF : 429KB)
(別添2)申請者の開発供給実施計画の概要(ドローンプロフェッショナルサービス株式会社)(PDF : 331KB)
(別添3)申請者の開発供給実施計画の概要(カワサキ機工株式会社)(PDF : 344KB)

お問合せ先

農林水産技術会議事務局 研究推進課

担当者:飯田、清水、川嵜
代表:03-3502-8111(内5893)
ダイヤルイン:03-3502-7438

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。

Get Adobe Reader