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農林水産技術会議

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プレスリリース

「農業の生産性の向上のためのスマート農業技術の活用の促進に関する法律」に基づく開発供給実施計画の認定について

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令和7年1月29日
農林水産省

  農林水産省は、農業の生産性の向上のためのスマート農業技術の活用の促進に関する法律(令和6年法律第63号)(以下「スマート農業技術活用促進法」という。)に基づき、事業者から申請された開発供給実施計画の認定を行いました。

1.趣旨

  スマート農業技術活用促進法では、農業において特に必要性が高いと認められるスマート農業技術等の開発及びその成果の普及に関する計画(開発供給実施計画)を農林水産大臣が認定し、認定を受けた事業者は、金融・税制等の支援措置を受けることができます。
  今回、株式会社城南製作所、グローバルマイクロニクス株式会社から申請のあった開発供給実施計画について、同法第13条第4項に基づき内容を審査したところ、いずれも要件を満たすものと認められることから、農林水産大臣の認定を行いました。
  いずれも、人手を要する農作業の労働時間の削減に資する技術と認められるものであり、これらのスマート農業技術の開発及び供給を通じて、スマート農業技術の活用が促進され、農業の生産性が向上していくことが期待されます。

2.申請者の開発供給実施計画の概要

  • 株式会社城南製作所(申請代表者)
      果樹を中心とした収穫物の断続的な運搬作業の効率化に資する、低コストでの人追従運搬車の開発及び供給。
    【本技術による生産性向上の効果】
      「果樹・茶作」の「収穫及び運搬」のうち「自動収穫機や台車ロボット等による収穫又は運搬作業の省力化に係る技術」により労働時間60%削減に資する技術(果樹の運搬作業に係る労働時間の削減)

  • グローバルマイクロニクス株式会社(申請代表者)
      砂丘地域でのスイカ栽培における潅水管理作業時間を大幅に削減する、土壌の透磁率の特性を活用した土壌水分センサーに基づく自動潅水システムの開発及び供給。
    【本技術による生産性向上の効果】
      「農作業共通」のうち「衛星やドローン等を用いた農産物の生育、土壌及び病害虫等のセンシングの結果等に連動した農作業の省力化又は高度化に係る技術」により労働時間20%削減に資する技術(スイカの灌水作業に係る労働時間の削減)

添付資料

(別添1)申請者の開発供給実施計画の概要(株式会社城南製作所)(PDF : 959KB)
(別添2)申請者の開発供給実施計画の概要(グローバルマイクロニクス株式会社)(PDF : 400KB)

お問合せ先

農林水産技術会議事務局 研究推進課

担当者:飯田、清水、川嵜
代表:03-3502-8111(内5893)
ダイヤルイン:03-3502-7438

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