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農林水産技術会議

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プレスリリース

「令和5年度第2回生物多様性影響評価総合検討会」の開催及び一般傍聴について

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令和6年2月26日
農林水産省
環境省

農林水産省及び環境省では、遺伝子組換え生物の第一種使用※規程の承認申請について学識経験者から意見を聴取するため、令和6年3月6日(水曜日)に「令和5年度第2回生物多様性影響評価総合検討会」を開催します。
なお、本検討会は、ウェブ会議により開催します。

※拡散防止措置を執らない、いわゆる「開放系」と呼ばれる環境で行われる使用

1  概要

我が国での遺伝子組換え生物の栽培や飼育等に当たっては、「遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律(平成15年法律第97号。以下「カルタヘナ法」という。)」に基づき、我が国の野生動植物への生物多様性影響が生じるおそれがないか評価を行っています。
今回、農林水産省及び環境省に対し申請された第一種使用規程※の承認に係る7件の申請に対し、農作物分科会において専門的な見地から検討を行った結果について、幅広い視点から総合的な検討を行うため総合検討会を開催し、学識経験者から意見を聴取します。
これまでの当検討会の資料及び議事概要については、次のURLから御覧になれます。
また、今回の検討会資料及び議事概要も検討会終了後に同URLで公開いたします。
URL:https://www.affrc.maff.go.jp/docs/commitee/diversity/top.htm

※カルタヘナ法に規定する第一種使用規程について
カルタヘナ法においては、遺伝子組換え生物の栽培や飼育等を行う者が、環境中への拡散を防止せずに栽培や飼育等を行う場合(第一種使用等)には、その栽培や飼育等に関する規程(第一種使用規程)を定め、主務大臣に申請し、承認を受ける必要があります。第一種使用規程の承認申請があった場合には、主務大臣は、その第一種使用規程について、生物多様性影響に関し専門の学識経験者から意見を聴く必要があります。

2  開催日時

令和6年3月6日(水曜日)15時00分から17時00分まで。

3  議題

議事1  第一種使用規程の承認に係る申請書等について
(1) チョウ目害虫抵抗性及び除草剤アセト乳酸合成酵素阻害剤耐性ダイズ
(cry1B.34.1, cry1B.61.1, ipd083Cb, gm-hra_1, Glycine max (L.) Merr.) (COR23134, OECD UI: COR-23134-4)

(2) コウチュウ目害虫抵抗性及び除草剤グルホシネート耐性トウモロコシ
(ipd079Ea, pat, Zea mays subsp. mays (L.) Iltis) (DP915635, OECD UI: DP-915635-4)

(3) 長鎖オメガ三系脂肪酸産生及び除草剤グルホシネート耐性セイヨウナタネ
(Lackl-Δ12D, Picpa-ω3D, Micpu-Δ6D, Pyrco-Δ6E, Pavsa-Δ5D, Pyrco-Δ5E, Pavsa-Δ4D, pat, Brassica napus L.)  (NS-B50027-4, OECD UI: NS-B5ØØ27-4)

(4) 除草剤グルホシネート耐性及び稔性回復性カラシナ
(改変bar, barstar, Brassica juncea (L.) Czern.) (RF3, OECD UI:ACS-BNØØ3-6)

(5) コウチュウ目害虫抵抗性トウモロコシ
(mpp75Aa1.1, vpb4Da2, DvSnf7.1, Zea mays subsp. mays (L.) Iltis) (MON95275, OECD-UI: MON-95275-7)

(6) チョウ目害虫抵抗性並びに除草剤グルホシネート及びグリホサート耐性トウモロコシ
(改変cry1Ab, 改変vip3A, 改変cry1F, pat, 改変cp4 epsps, Zea mays subsp. mays (L.) Iltis) (Bt11×MIR162×B.t. Cry1F maize line 1507×NK603, OECD UI: SYN-BTØ11-1×SYN-IR162-4×DAS-Ø15Ø7-1×MON-ØØ6Ø3-6)並びに当該トウモロコシの分離系統に包含される組合せ(既に第一種使用規程の承認を受けたものを除く。)

(7) チョウ目及びコウチュウ目害虫抵抗性並びに除草剤グルホシネート及びグリホサート耐性トウモロコシ
(改変cry1Ab, 改変vip3A, ecry3.1Ab, mcry3A, 改変cry1F, cry34Ab1, cry35Ab1, pat, 改変cp4 epsps, Zea mays subsp. mays (L.) Iltis) (Bt11×MIR162×MZIR098×4114×NK603, OECD UI: SYN-BTØ11-1×SYN-IR162-4×SYN-ØØØ98-3×DP-ØØ4114-3×MON-ØØ6Ø3-6)並びに当該トウモロコシの分離系統に包含される組合せ(既に第一種使用規程の承認を受けたものを除く。)

議事2  その他

4  傍聴について

ウェブ会議(Webex)により傍聴できます。
「5  申込みについて」に基づき、登録をお願いします。

5  申込みについて

(1)申込方法
傍聴を希望される方は、インターネットにて、以下のURLからお申し込みください。(電話でのお申込みはご遠慮ください。)

<インターネットによる申込先>
URL:https://www.contactus.maff.go.jp/affrc/form/seibutsu240226.html
 ・複数名でお申込みの場合も、個別にお申し込み願います。
 ・検討会開催前日に、担当者からWebex招待メールをお送りいたします。
 ・お申込みによって得られた個人情報は厳重に管理し、傍聴の可否等、御本人への連絡を行う場合に限り利用させていただきます。

(2)申込締切
令和6年3月3日(日曜日)23時59分まで。

(3)抽選の実施
希望者多数の場合は抽選を行い、傍聴可能な方へのご連絡は、検討会開催前日のWebex招待メールの送付を以ってかえさせていただきます。

(4)傍聴される皆様への留意事項
当検討会の傍聴に当たり、次の留意事項を遵守願います。
(ア)Webexにおいて、マイクをミュートに設定すること。
(イ)以下の行為を慎むこと。
  ・傍聴中のWebexの入退席(ただし、やむを得ない場合を除く。)
  ・カメラ、ビデオカメラ、ICレコーダー等の使用(報道関係者の方々を除く。)
(ウ)その他、座長及び担当者等の指示に従うこと。

6  報道関係者の皆様へ

報道関係者で取材を希望される方は、上記の「5  申込みについて」に従い、取材を希望される旨を記載し、<インターネットによる申込先>からお申し込みください。
その場合、報道関係者である旨を必ず明記してください。

お問合せ先

農林水産省農林水産技術会議事務局研究企画課イノベーション戦略室
担当者:山田、松尾、新地、河田
代表:03-3502-8111(内線5860)
ダイヤルイン:03-3502-7408

環境省自然環境局野生生物課外来生物対策室
担当者:田中、宗像
代表:03-3581-3351(内線6682)
ダイヤルイン:03-5521-8344