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農林水産技術会議

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プレスリリース

「令和4年度第2回生物多様性影響評価検討会総合検討会」の開催及び一般傍聴について

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令和5年3月10日
農林水産省

農林水産省及び環境省は、遺伝子組換え生物の第一種使用規程の承認申請について学識経験者から意見を聴取するため、3月17日(金曜日)に「令和4年度第2回生物多様性影響評価検討会総合検討会」を開催します。
本検討会は、ウェブ会議にて公開で開催します。

1.概要

我が国での遺伝子組換え生物の栽培や飼育等に当たっては、「遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律(平成15年法律第97号。以下「カルタヘナ法」という。)」に基づき、我が国の野生動植物への生物多様性影響が生じるおそれがないか評価を行っています。
今回、農林水産省及び環境省に対し申請された第一種使用規程の承認に係る10件の申請について、農作物分科会及び昆虫分科会において専門的な見地から検討を行った結果について、幅広い視点から総合的な検討を行うため、総合検討会を開催し、学識経験者から意見を聴取します。
これまでの当検討会の議事概要については、次のURLから御覧になれます。
また、今回の会議資料及び議事概要も会議終了後に同URLで公開いたします。
URL:https://www.affrc.maff.go.jp/docs/commitee/diversity/top.htm

 ※カルタヘナ法に規定する第一種使用規程について
カルタヘナ法においては、遺伝子組換え生物の栽培や飼育等を行う者が、環境中への拡散を防止せずに栽培や飼育等を行う場合(第一種使用等)には、その栽培や飼育等に関する規程(第一種使用規程)を定め、これを農林水産省及び環境省に申請し、承認を受ける必要があります。第一種使用規程の承認申請があった場合には、農林水産省及び環境省は、その第一種使用規程について、生物多様性影響に関し専門の学識経験者から意見を聴く必要があります。

2.開催日時及び場所

日時:令和5年3月17日(金曜日)13時30分~15時30分
場所:ウェブ会議による開催

3.議題

第一種使用規程の承認に係る申請書等の検討について
(1) 除草剤グルホシネート、ジカンバ、アリルオキシアルカノエート系及びトリケトン系耐性ダイズ
 (pat, 改変dmo, ft_t.1, tdo, Glycine max (L.) Merr.) (MON94313, OECD UI: MON-94313-8)

(2) チョウ目害虫抵抗性ワタ
(改変cry2Ab2, Gossypium hirsutum L.) (MON15947, OECD UI: MON-15947-5)

(3) 除草剤グリホサート及びグルホシネート耐性ダイズ
(改変cp4 epsps, pat, Glycine max (L.) Merr.) (DBN9004, OECD UI: DBN-Ø9ØØ4-6)

(4) 収量増加並びに除草剤アリルオキシアルカノエート系、グルホシネート及びグリホサート耐性トウモロコシ
zmm28, pat, 改変cp4 epsps, 改変aad-1, Zea mays subsp. mays (L.) Iltis)(DP202216×NK603×DAS40278, OECD UI: DP-2Ø2216-6×MON-ØØ6Ø3-6×DAS-4Ø278-9)並びに当該トウモロコシの分離系統に包含される組合せ(既に第一種使用規程の承認を受けたものを除く。) 

(5) HC-F90遺伝子導入改変赤色蛍光タンパク質含有絹糸生産カイコ
(HC-F90, Bombyx mori) (GN5, GCS5, GN5×GCS5, GN5×中511号, GCS5×日604号)

(6) HC-mAG遺伝子導入改変緑色蛍光タンパク質含有絹糸生産カイコ
(HC-mAG, Bombyx mori) (GN7, GCS7, GN7×GCS7, GN7×中511号, GCS7×日604号)

(7) 高染色性絹糸生産カイコ
(改変Fibroin HBombyx mori) (GCS500、GCS508、中515号×GCS500、中517号×GCS508)

*(5)~(7)については、同一遺伝子の使用について、2機関からの申請があった。

4.傍聴について

Webexでの傍聴を受け付けます。

5.傍聴申込要領

(1)申込方法
傍聴を希望される方は、インターネットにて、以下の申込先にお申し込みください。(電話でのお申込みはご遠慮ください。)

<インターネットによる申込先>
URL:https://www.contactus.maff.go.jp/affrc/form/seibutsu230310.html
 ・複数名お申込みの場合も、お一人ずつお申し込み願います。
 ・会議開催前日に、こちらからWebexの招待をメールにてお送りいたします。
 ・お申込みによって得られた個人情報は厳重に管理し、傍聴の可否等、御本人への連絡を行う場合に限り利用させていただきます。

(2)申込締切
申込締切日は令和5年3月14日(火曜日)15時00分必着です。

(3)抽選の実施
希望者多数の場合は抽選を行い、傍聴いただけない方には、開催前日までにご連絡いたします。なお、傍聴可能な方へのご連絡は、会議開催前日のWebex招待メールの送付をもってかえさせていただきます。

(4)傍聴される皆様への留意事項
当検討会の傍聴に当たり、次の留意事項を遵守願います。
(ア)Webexにおいて、マイクをミュートに設定すること。
(イ)以下の行為を慎むこと。
  ・傍聴中のWebexの入退席(ただし、やむを得ない場合を除く。)
  ・カメラ、ビデオカメラ、ICレコーダー等の使用(報道関係者の方々を除く。)
(ウ)その他、座長及び事務局職員等の指示に従うこと。

6.報道関係者の皆様へ

報道関係者で取材を希望される方は、上記の「5.傍聴申込要領」に従い、取材を希望される旨を記載し、<インターネットによる申込先>からお申し込みください。
その場合、報道関係者である旨を必ず明記してください。

    お問合せ先

    農林水産技術会議事務局研究企画課イノベーション戦略室
    担当者:岡崎、坪田、松尾
    代表:03-3502-8111(内線5860)
    ダイヤルイン:03-3502-7408


    環境省自然環境局野生生物課外来生物対策室
    担当者:成田、宗像
    代表:03-3581-3351(内線7478)
    ダイヤルイン:03-5521-8344