プレスリリース

「みどりの品種育成方針」の策定について

本日、「みどりの品種育成方針」を策定しましたのでお知らせします。

1.「みどりの品種育成方針」について

農林水産省は、持続可能な食料システムを構築するため、令和3年5月に食料・農林水産業の生産力向上と持続性の両立をイノベーションで実現するみどりの食料システム戦略（以下「みどり戦略」という。）を策定するとともに、令和4年7月に施行されたみどりの食料システム法（環境と調和のとれた食料システムの確立のための環境負荷低減事業活動の促進等に関する法律（令和4年法律第37号））により、政府として強力に推進していくこととしています。
本方針では、みどり戦略の目標達成に資する品種育成とその迅速化を図るスマート育種基盤の構築に向け、その手順や到達目標、同基盤の活用を核としたこれからの作物育種の方向性を示しました。

2.概要

（1）品種開発力強化に関する目標

化学農薬・化学肥料の使用量低減や気候変動への対応等、みどり戦略の達成に向けた各作物の主要な育種目標と対応方向を整理。

（2）スマート育種基盤充実・強化の目標及び手順

我が国の品種開発力の底上げを実現するために必要となるスマート育種基盤の充実・強化に向けた目標や手順を整理。品種育成を強力に推進するための国家的育種インフラを整備し、国研、公設試、大学、国内民間企業等の品種開発力の充実・強化を推進。

添付資料

• みどりの品種育成方針(PDF : 716KB)
• みどりの品種育成方針（参考資料）(PDF : 1,893KB)