プレスリリース

農林水産業・食品産業分野の ニーズ・シーズマッチングイベントを開催します！

農林水産省は、経済産業省関東経済産業局及び独立行政法人中小企業基盤整備機構関東本部（以下「中小機構」という。）とともに、食関連分野におけるオープンイノベーションを促進するため、昨年度に引き続き、9月21日（水曜日）に「食関連分野オープンイノベーション・チャレンジピッチ」を開催します。大手・中堅企業の持つニーズと、中小企業やスタートアップ等の持つシーズのマッチングを促進し、オープンイノベーションによる農林水産業・食品産業の振興を目指します。

1.概要

農林水産省と経済産業省関東経済産業局は、昨年度より両省が持つオープンイノベーションの取組（『「知」の集積と活用の場』及び「オープンイノベーション・マッチングスクエア（OIMS）」）を連携させ、食関連分野のパートナーを探索したい企業と、優れた技術・サービスを有する中小企業・スタートアップ等のマッチングを図り、両者が共創して取り組む新たな事業創造を後押ししています。
昨年11月5日（金曜日）に開催した第1回「食関連分野オープンイノベーション・ チャレンジピッチ」では、5社が登壇して14件の連携ニーズを発信した結果、175件のシーズ提案があり、37件の商談が生まれました。多くの連携のきっかけとなったイベントを今年も開催します。

2.開催内容

（1）第2回「食関連分野オープンイノベーション・ チャレンジピッチ」
フードテック関連の新しい技術や、食関連分野において活用可能性のある既存技術を有する地域企業・スタートアップ等と食品関連の大手・中堅企業との共創対話を促進するため、第2回「食関連分野オープンイノベーション・ チャレンジピッチ」を下記のとおり開催します。大手・中堅企業が発信したニーズに対して、聴講した産業支援機関・金融機関及び大学のコーディネーター等が、シーズを持つ企業・大学を引き合わせることにより、ニーズ・シーズマッチングを促進します。

（開催概要）
○　日　　時：令和4年9月21日（水曜日）13時30分～16時30分
○　開催方法：オンライン
○　主　　催：農林水産省、経済産業省関東経済産業局
○　開催協力：独立行政法人中小企業基盤整備機構関東本部
○　対　　象：自治体、支援機関、地域金融機関、ベンチャーキャピタル、大学、研究機関、地域企業、スタートアップ等
○　申込方法：以下URLよりお申し込みください。
                    https://mm-enquete-cnt.meti.go.jp/form/pub/kanto01/food_oip_entry 
○　プログラム：
　　(ア)開会挨拶（農林水産省）
　　(イ)趣旨説明（経済産業省）
　　(ウ)大手・中堅企業のニーズ発信（8社）

　　
      ※ピッチ登壇企業の他にも3社がOIMS上でニーズ発信予定
　　(エ)閉会挨拶（経済産業省）

（2）OIMSを活用した「食関連分野オープンイノベーションマッチング」の支援
（1）で発信したニーズをはじめ、食品関連企業の連携ニーズをOIMSで発信し、全国の企業との継続的なパートナー探索を後押しすることで、中小企業・スタートアップの食関連分野における新規事業を創出します。
実施にあたっては、経済産業省関東経済産業局・中小機構が個別に進捗の把握・共有を行うとともに、企業のニーズに応じて、中小機構のアドバイザーによるフォローアップや、経済産業省関東経済産業局から支援施策や専門家の紹介を行うなど、企業間の共創対話や取引が円滑に行われるよう、フォローアップの充実を図ります。


                                                  連携イメージ

3.関連情報

◆『「知」の集積と活用の場」について（産学官連携協議会サイトへ）
農林水産省では、農林水産業・食品産業分野に異分野の知識・技術・アイディアを導入し、産学連携でのオープンイノベーションを目指す取組「『知』の集積と活用の場」を推進しています。この取組を行う場である「産学官連携協議会」には、令和4年5月時点で、4,295の企業、大学・研究機関、生産者等が会員として参加しており、会員間で171の研究開発プラットフォームが形成され、オープンイノベーションによる研究開発、ビジネス化が行われてきました。
https://www.knowledge.maff.go.jp/

◆「オープンイノベーション・マッチングスクエア（OIMS）」について（ジェグテックサイトへ）
経済産業省関東経済産業局及び中小機構では、オープンイノベーションを通じた新たな価値創出のため、共同開発・協業ニーズを発信する共創サイト「オープンイノベーション・マッチングスクエア（OIMS）」を運営しています。これまで525件のニーズ発信に対して5,997件の提案があり、1,001件の商談を実施することで、地域企業の新事業創出を支援してきました。
https://jgoodtech2.smrj.go.jp/lp/oi-matchingsquare

◆ジェグテックについて（中小機構サイトへ）
https://jgoodtech.smrj.go.jp/pub/ja/

◆「オープンイノベーション・チャレンジピッチ」について
https://www.kanto.meti.go.jp/seisaku/open_innovation/challenge_pitch2022.html