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農林水産技術会議

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平成27年度第4回農林水産技術会議の概要

1.日時

平成27年7月21日(火曜日) 14時00分~16時15分

2.場所

農林水産技術会議委員室

3.出席者

三輪会長、川面委員、古口委員、坂本委員、妹尾委員、難波委員

別所技術総括審議官、西郷技術会議事務局長、大野研究総務官ほか

4.議事

1.農林水産研究基本計画の具体化について

(1)「知」の集積と活用の場の構築について

(2)農林水産研究における人材育成について

2.坂本委員からの話題提供

3.平成28年度予算要求の考え方について

 

5.概要

1.農林水産研究基本計画の具体化について

資料に沿って事務局から説明後、審議を行った。

 

【主な意見】

(1) 「知」の集積と活用の場の構築について

  • 現在、検討している「知」の集積と活用の場は、産学官との連携、海外展開に向けた取組など、従来の枠組みを越えた農林水産研究開発へ踏み出そうとしており、民間企業等から期待されている。
  • 研究テーマに食育を入れてはどうか。日本の食材や調理方法など食に関する教養等を伝えていくことは重要。また、和食の良さを理解することで海外展開にもつなげることが可能。
  • 「知」の集積と活用の場を効果的に機能させるプロデューサーの役割はとても重要。特に、研究成果をアウトプットしていく際は人文社会系の専門家も必要であり、プロデューサーは、そこまで踏み込んだマネジメントをすべき。
  • オープンで産学官が連携していく際のガバナンスの構築は、農水省が行う施策としては初めてなので、他府省の事例を参考にして検討した方がよい。
  • 研究コンソ-シアムをうまく機能させるためには、産学官の中で生じる利益相反の調整が必要。 

     

(2)農林水産研究における人材育成に

  • 良い研究者を育てるためには、若手研究者の採用が増える仕組みづくりが重要。特に、女性研究者の確保・育成には、育児や出産等による研究への影響を緩和する環境づくりが必要。また、広い視野をもつ研究者を育成するためには、任期満了後の再雇用の際に別機関で雇用される仕組みをつくるべき。
  • 研究者の表彰制度を権威あるものにしていくことが求められている。
  • 開発された技術を社会に活かすためには、それをマネジメントできる人材が必要。非常に優秀な研究者であってもマネジメント力がないのはもったいない。研究開発者がビジネスを分かっていると、どの研究に特化すべきかが分かる。そのような力を養うべき。

 

(3)坂本委員からの話題提供

坂本委員から食育の現状と重要性について話題提供があり、その後、意見交換を行った。

 

 以上

お問合せ先

農林水産技術会議事務局研究調整課総括班

代表:03-3502-8111(内線5810)
ダイヤルイン:03-3502-7399
FAX番号:03-5511-8622

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