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農林水産技術会議

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令和6年度第1回農林水産技術会議(現地視察)の概要

1.日時

令和6年4月23日(火曜日)14時15分~17時15分

2.場所

国立研究開発法人産業技術総合研究所(茨城県つくば市)

3.出席者

【農林水産技術会議】
本川会長、北岡委員、小松委員、内藤委員、二宮委員、松田委員
【農林水産技術会議事務局】
堺田研究総務官、大森研究調整課課長補佐他
【国立研究開発法人】
湯川農研機構理事、小山国際農研理事長他

4.議事

国立研究開発法人産業技術総合研究所の視察及び意見交換

5.概要

国立研究開発法人産業技術総合研究所において、先進的な触媒開発の研究現場、先端的ゲノム編集技術の研究現場及び量子・AI融合技術ビジネス開発グローバル研究センター(G-QuAT)の視察を行った。

その後、研究所内において、国立研究開発法人産業技術総合研究所と意見交換を行い、委員より以下の意見等があった。

1)医学の分野でもゲノム編集技術の活用は始まっており、ゲノム編集技術は地球温暖化やワンヘルスにも貢献できる技術であることから、農業分野においても、いろいろな法的・倫理的な問題を解決して、早く実用化されるように頑張ってもらいたい。

2)ゲノム編集技術は一般の方々の関心も高まっており、さらにアピールしていく必要があると考えられる。

3)産総研は国研の中で先頭を切って産学連携に取り組んでおり、産業界との付き合いも広い。ただ、産業界も農業や医療分野での今後の発展に向け、異業種との連携を模索しているので、産総研と農研機構など、国研間で意見交換を進め、産業界の参入障壁を取り除き、更なる産学連携を進めてもらいたい。

4)産総研は日本の技術の強みであるクオリティコントロールがうまく進められていると感じた。また、民間がどんどん入ってくる仕組みができているが、今後、農研機構でも施設等の供用が進められていくので、農研機構には産総研のノウハウを活かしてもらいたい。


以上