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農林水産技術会議

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アグリサーチャーニュース Vol.12

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今月の研究成果トピックス(アグリサーチャーHPより

侵入防止柵の接地部を直管パイプで補強することで、イノシシのくぐり抜けを防止できる

ワイヤーメッシュによる侵入防止柵は電気柵と並んで全国的に普及している柵であり、個人の農地を囲うだけでなく、地域を囲う広域柵としても利用されています。しかし、イノシシはワイヤーメッシュの地際部分を押して下をくぐり抜けることがほとんどです。 金網等の侵入防止柵の接地部分にビニールハウス用資材の直管パイプをつなげて地面に這わせるように金網と一体化させると、柵の接地部分の強度が増し、イノシシのくぐり抜けを防止できます。

研究機関:農研機構西日本農業研究センター
研究者:江口祐輔(ほか3名)

fig1
←森林側|農地側→

柵の接地部を補強することでくぐり抜けを防止できる。パイプと柵を密着させるために、金網と支柱をパイプで挟む。

研究者の声 江口祐輔さん

イノシシは普段、障害物を飛び越えることはほとんどしません。着地時に足を怪我をしてしまうと、餌探しに支障をきたし、命に関わることになります。したがって、障害物に出会った時のイノシシは、くぐり抜ける、隙間を押し広げて侵入することがほとんどです。今回紹介した技術はイノシシの行動特性を考慮した柵の補強方法です。正しく柵を設置すればイノシシは怖くありません。導入した農家では被害が止まったと聞いています。

fig2

イノシシによるワイヤーメッシュ柵のくぐり抜けの痕跡

この技術を導入している農業者(島根県美郷町)の声

普段は持ち運びやすさを考えて、3.2mm径のワイヤーメッシュを使用していますが、ペラペラで、イノシシに壊されるのではと心配しながら使用していました。直管パイプで地際を補強するだけで、見違えるほどしっかりした柵になり、驚きました。これはすごい。イノシシに負けないと感じています。これなら自分で低コストで簡単に設置できます。

イベント情報

全国ジビエフェア
本フェアに参加を申し込んだ全国の飲食店等
2019年11月1日~2020年2月28日

第30回東北農研市民講座「長期哺乳で子牛の発育アップ!~周年親子放牧の普及に向けた取り組み~」
農研機構 東北農業研究センター(岩手県盛岡市)
2019年12月7日 9時30分~10時30分

東北地域スマート農業推進フォーラム
仙台国際センター会議棟(宮城県仙台市)
2019年12月11日 13時00分~17時00分

Webアクセス情報(2019年10月)

訪問者数:5,527名 (累計:250,149名)

お問合せ先

農林水産技術会議事務局研究企画課

ダイヤルイン:03-3502-7406
FAX番号:03-3507-8794