このページの本文へ移動

農林水産技術会議

メニュー

第224回農林交流センターワークショップ

「低濃度エタノールによる土壌還元消毒法」の実際

趣旨

  園芸農業では、連作などに伴う土壌病害による被害が甚大で対策が求められている。土壌消毒の方法としては、土壌くん蒸剤が一般的に用いられているが、諸条件により適用が困難であったり、十分な効果が得られていない場合が散見される。「低濃度エタノールによる土壌還元消毒法」は、土壌くん蒸剤を補完する技術の1つとして普及が進んできているが、現状では、不適切な処理方法によって必ずしも期待した効果が得られていない事例もある。

  本ワークショップでは、「低濃度エタノールによる土壌還元消毒法」の基本原理から実施方法まで、また、これまでの応用事例について参加者に習得していただきます。

開催日時


2019年12月9日(月曜日)-12月10日(火曜日)

開催場所


農林水産技術会議事務局 筑波産学連携支援センター
筑波農林交流センター 第1セミナー室 (つくば市観音台2-1-9)

対象


産学官の試験研究機関の研究者、農業関連の技術者
(農業を対象とした課題に取り組む分野の研究者や技術者も含みます)

コーディネーター


国立研究開発法人  農業・食品産業技術総合研究機構
農業環境変動研究センター  有害化学物質研究領域
環境化学物質分析ユニット長 小原  裕三 氏

定員


20名

参加費


無料(受講後のアンケート回答は必須です(5~15分程度))

交通費・宿泊費


各自負担(筑波産学連携支援センターの国内研修生宿泊施設をご利用頂けます。)
宿泊施設予約の有無は、受講決定後にお伺いします。


講義と実習内容

2019年12月9日(月曜日) 

13時00分-13時05分 【挨拶】荒川 智幸(農林水産技術会議事務局 筑波産学連携支援センター コーディネーション推進課長)
13時05分-14時00分 【講義】「低濃度エタノールによる土壌還元消毒の概要と背景」小原 裕三(農研機構 農業環境変動研究センター)
14時00分-14時50分 【講義】「糸状菌、線虫などに由来する病害の発生生態と対策、評価法について」門馬 法明(公益財団法人 園芸植物育種研究所)
15時00分-15時50分 【講義】「青枯病等、土壌細菌に由来する病害の発生生態と対策、評価法について」堀田 光生(農研機構 農業環境変動研究センター)
15時50分-16時20分 【講義】「北海道におけるイチゴ高設栽培での実践・導入事例の紹介」成松 靖(北海道農政部 生産振興局技術普及課)
16時20分-16時50分 【講義】「低濃度エタノールによる土壌還元消毒法の解説(基本ポイント)」小原 裕三
16時50分-17時15分 【フリートーク】「全体の質疑を含む」全講師

2019年12月10日(火曜日)

09時15分-10時45分 【実習】「低濃度エタノールによる土壌還元消毒法」全講師
11時00分-11時20分 【講義】「低濃度エタノールによる土壌還元消毒を部会として取り組んで上手くいった人、
                               上手くいかなかった人、なぜ上手くいかなかったか、次への対策について」反町 裕一(反町農園)
11時20分-12時00分 【フリートーク】「全体の質疑を含む」全講師

お問合せ先

農林水産技術会議事務局筑波産学連携支援センター
コーディネーション推進課  
電話:029-838-7136  メール:koryu7129.gif
お問い合わせフォームへ