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農林水産技術会議

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平成27年度第11回農林水産技術会議の概要

1.日時

平成28年3月22日(火曜日) 14時00分~16時30分

2.場所

農林水産技術会議委員室

3.出席者

小林会長、古口委員、坂本委員、妹尾委員、難波委員、松永委員

西郷技術総括審議官兼技術会議事務局長、菱沼研究総務官

井邊農業・食品産業技術総合研究機構理事長、廣近農業生物資源研究所理事長、

宮下農業環境技術研究所理事長、小山国際農林水産業研究センター理事

竹森種苗管理センター理事長

4.議事

(1)新たな国際農林水産業研究戦略の検討について

(2)農林水産省における研究開発評価に関する指針及び研究開発評価実施要領の改正について

(3)平成28年度農林水産技術会議の議題及びスケジュールについて

5.概要


(1)新たな国際農林水産業研究戦略の検討について

資料に沿って事務局から説明後、審議を行った。

【主な意見等】

国内の病害虫・家畜疾病情報等のデータベースは、輸出促進などの観点からも重要であるため、

最新の情報に整理することが重要。国としてデータベースの構築や管理を主導すべき。

他国との共同研究により、我が国の産業がどのように発展するのかを明確に示すことが大切。

また、一般国民が理解しやすいように、研究戦略をわかりやすい内容にすべき。

研究成果を得るだけでなく、成果を産業に結び付けて事業を展開すべき。

輸出促進では、輸出先国のコールドチェーンが整備されているかがポイント。その点を踏まえ、

他省と連携して取り組むべき。

温室効果ガス削減には、森林の減少・劣化の防止だけでなく、森林火災を防ぐことも重要。森林

管理におけるIoT等の活用により、早期に火災を感知することができるのではないか。

アフリカにおける慢性的栄養失調を改善するために、栄養価の高い作物等を現地で生産すること

は重要であるが、食文化の違いや調理方法の制限等により、食品として利用できない場合がある。

どんなに高品質なものを作出しても現地で受け入れらなければ意味がないので、戦略的に研究

開発を進めるべき。

(2)農林水産省における研究開発評価に関する指針及び研究開発評価実施要領の改正について

資料に沿って事務局から説明後、審議を行った。

【主な意見等】

前回議論された内容が反映されており、事務局の提示案で了承。

  (必要な修正等は会長一任とすることとなった。)

(3)平成28年度農林水産技術会議の議題及びスケジュールについて

資料に沿って事務局から説明後、審議を行った。

【主な意見等】

現地視察では、次世代型の農業を展開している場所を候補にしたい。

消費者や生産者ニーズに対応する研究開発を行うのか、これまでの産業、生活、文化等を刷新する

研究開発を行うのか等、何を目指してどのような研究開発を行うかを整理することも重要。

研究開発成果の効果的な情報発信について、今後議論していきたい。

独法の研究者情報(研究実績等)を整理し、他の研究機関や企業等に情報公開することは、研究者

のキャリアパスを考えるうえで重要。データベースは、企業等の外部組織へ研究成果を周知する

ツールにもなる。

 

以上

お問合せ先

農林水産技術会議事務局研究調整課総括班

代表:03-3502-8111(内線5810)
ダイヤルイン:03-3502-7399
FAX番号:03-5511-8622

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