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農林水産技術会議

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プレスリリース

みどりの食料システム戦略を踏まえたアジアモンスーン地域向けの技術カタログへの林業・水産分野の技術の追加について

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令和5年9月29日
農林水産省
農林水産省の「みどりの食料システム基盤農業技術のアジアモンスーン地域応用促進事業」において、本事業を実施する国立研究開発法人国際農林水産業研究センターが、「アジアモンスーン地域の生産力向上と持続性の両立に資する技術カタログVer.2.0」を作成し、公表しました。

1.概要

農林水産省は、気候変動緩和と持続的農業の実現に資する技術のアジアモンスーン地域での実装を促進するため、我が国の有望な基盤農業技術の収集・分析や、同地域で共有できる技術情報の発信等を行う「みどりの食料システム基盤農業技術のアジアモンスーン地域応用促進事業」を実施しています。

今般、本事業を実施する国立研究開発法人国際農林水産業研究センター(国際農研)が、技術カタログVer.1.0に記載した農業分野の技術に加え、「みどりの食料システム戦略」で掲げる生産力の向上と持続可能性の両立に貢献しうる保全や水産資源管理など8技術を新たに追加し、Ver.2.0として公表しました

2.アジアモンスーン地域向けの技術カタログについて

本カタログは、我が国の研究機関が、近年(直近10年程度)、国内での研究あるいは国際共同研究で得た成果の中から、温室効果ガス削減、化学肥料低減、化学農薬低減など、「みどりの食料システム戦略」で掲げる分野に貢献しうる技術をとりまとめたものです。

Ver.2.0となる今次カタログは、Ver.1.0に記載した農業分野の技術に加え、森林保全や水産物の資源管理など8技術を新たに追加し、国際農研、農研機構、森林総研、水産研究・教育機構の成果から計31技術を取りまとめています。また、Ver.2.0の公開に併せて、技術カタログをWebデータベース化し、国際農研Webサイトで公開しました。
本カタログについては、国際農研(みどりの食料システム国際情報センター)による情報発信に加え、各種国際会議等の場を通じて、アジアモンスーン地域の行政官、研究者、普及担当、農林漁業者、民間セクターを含む多様な関係者への周知を進めてまいります。

「アジアモンスーン地域の生産力向上と持続性の両立に資する技術カタログVer.2.0」(英語版)
「アジアモンスーン地域の生産力向上と持続性の両立に資する技術カタログVer.2.0」(日本語版)

「みどりの食料システム国際情報センター」のWebサイト(英語版)
The International Center for Strategy “MIDORI”| Japan International Research Center for Agricultural Sciences | JIRCAS

お問合せ先

農林水産技術会議事務局国際研究官室

担当者:村中、竹村、仙田
代表:03-3502-8111(内線5900)
ダイヤルイン:03-3502-7467