平成26年度第7回農林水産技術会議の概要
1.日時
平成27年1月22日(木曜日) 14時00分~16時10分
2.場所
農林水産技術会議委員室
3.出席者
三輪会長、坂本委員、妹尾委員、林委員
雨宮技術会議事務局長、大野研究総務官、長谷部審議官ほか
4.議事
(1)農林水産研究基本計画の見直しについて <9>
(2)その他
5.概要
(1)農林水産研究基本計画の見直しについて
事務局より、新たな農林水産研究基本計画の骨子(案)及び農林水産研究の推進に関する施策の基本的な方針(案)について説明後、意見交換が行われた。
【主な意見】
- 将来を見通すと、農林水産業は知識産業、情報産業だということをもっと前面に出してもいいのではないか。従来は知識や情報が篤農家に内在化されていたが、これからの新しい時代は、それだけではすまなくなって、外部の知識や情報をいかに活用するとか、篤農家の知識をいかに外在化することが必要。
- 「技術移転の加速化」は重要。スピード感をもって事業化、商品化に導くというのは、これは誰がやるのかということだが、この辺の専門家の育成はすごく重要なのではないか。要するに、コーディネーターが非常に重要な鍵を握っている。
- 骨子案について、「今の農林水産業をどうするか」「今の生産者のために何をするか」というような、そういうアプローチに引きずられている印象。本来的には、「世界の食料を安定供給するという使命があり、その中で日本の国の食料をきちっと提供する。そこで産業としてどうするか。国民にどう寄与していくか。」というような流れになるべき。そういった文言は確かに書いてあるが、「若者にとって希望が持てる」とか、そのあたりの文言に引きずられて、日本国内の産業しか見ていないのではないかという印象を与えてしまう。
(資料)
以上
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