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農林水産技術会議

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令和5年度第1回農林水産技術会議の概要

1.日時

令和5年4月25日(火曜日)14時00分~15時45分

2.場所

農林水産技術会議委員室及びオンライン開催

3.出席者

【農林水産技術会議】
小林会長、北岡委員、小松委員、瀧澤委員、内藤委員、二宮委員
【農林水産技術会議事務局】
川合局長、山田研究総務官、中澤研究総務官 他
【国立研究開発法人】
中谷農研機構副理事長、小山国際農研理事長

4.議題

(1)令和5年度農林水産技術会議の運営方針及び日程(案)について
(2)食料・農業・農村基本法の検証・見直し検討について
(3)中国における研究開発の動向
(4)G7農業大臣会合について
(5)G20首席農業研究者会議について

5.概要

(1)令和5年度農林水産技術会議の運営方針及び日程(案)について
・事務局から、令和5年度農林水産技術会議の運営方針及び日程(案)について説明し、委員から質問等はなかった。


(2)食料・農業・農村基本法の検証・見直し検討について
・事務局から、食料・農業・農村政策審議会基本法検証部会での議論の流れ、及び、今後の展開方向(基本理念)、研究開発の反映状況等を説明した。これに対し、委員から以下の意見があった。

1)農業者の立場からすれば適正な価格維持が必要な一方、経済的理由から食料アクセスができない問題も生じており、そのバランスを取る必要がある。また、これからみどりの食料システム戦略の市町村版を作るにあたって、市町村の理解不足により、県と同様の内容のものを作って終わってしまうのではないか危惧している。

2)地域のアイデンティティをどのように書き込んでいくのかも必要な視点であり、それを農業政策につなげていくのかが重要。

3)目標年を仮に2040年に置いたとき、日本は何処に集中して頑張らないといけないのか等の施策を検討する際、数字が必要であり、その結果をレビューする際にも数字が元になるので、数字をしっかりと抑えておくことが重要。

4)若い方々が農業に魅力を感じ、農業でしっかり収入を上げていくことに対して、産業界との連携等を含め、もっと議論していくべき。


(3)中国における研究開発の動向
・国際農林水産研究センター小山理事長から中国における研究開発の動向について説明した。これに対し、委員から以下の意見があった。

1)日本で社会実装が難しいものは、中国でまず実証したり、中国で進んでいる技術を日本に取り入れたりという発想もあるのではないかと感じた。


(4)G7農業大臣会合について及び(5)G20首席農業研究者会議について
・事務局からG7農業大臣会合及びG20首席農業研究者会議について説明した。これに対し、委員から以下の意見があった。

1)日本で開発した技術を世界に広げる際にうまくいかずに、海外企業に技術を持っていかれてしまうということがないように、農林水産省としての支援も検討いただきたい。

以上

お問合せ先

農林水産技術会議事務局研究調整課総括班

代表:03-3502-8111(内線5810)
ダイヤルイン:03-3502-7399