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農林水産技術会議

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令和2年度第6回農林水産技術会議の概要

1.日時

  令和2年11月9日(月曜日) 14時00分~16時00分

2.場所

  オンライン開催

3.出席者

【農林水産技術会議】
小林会長、川面委員、北岡委員、小松委員、瀧澤委員、二宮委員、松田委員

【農林水産技術会議事務局】
菱沼技術総括審議官兼農林水産技術会議事務局長、長井研究総務官、川合研究総務官  ほか

【国立研究開発法人】
勝田農研機構理事、岩永国際農研理事長

4.議事

(1)国立研究開発法人の第5期中長期目標(案)について
(2)農林水産研究イノベーション戦略2021 について(導入)

5.概要

(1)国立研究開発法人の第5期中長期目標(案)について

 国立研究開発法人
(1)農業・食品産業技術総合研究機構
(2)国際農林水産業研究センター
における2021年度~2025年度の第5期中長期目標案について、1月上旬を目途に策定、独立行政法人評価制度委員会に通知することとなっている。

 さらに、両法人では、この農林水産省が作成する中長期目標を踏まえて、中長期計画を策定し、3月末までに農林水産大臣の認可を得ることとなっている。
  ・第4回農林水産技術会議(令和2年9月15日開催)において、農林水産技術会議事務局から「第5期中長期目標の策定に向けた国立研究開発法人の中長期目標の見直しについて」を説明し、委員から、両法人の第5期中長期目標の見直しのポイントについて、おおむねの了解を得た。
  ・これに対し、委員から、
(1)中長期目標、中長期計画と個々の研究がつながっている必要がある。組織の目標と個々の研究者の認識が一致するように運用してほしい。
(2)生産性の向上と持続性の両立について「アグリバイオシステム」あたりにもキーワードがあってよいのではないか。
(3)研究開発の内容について、情報科学・技術的な側面が強いが、生物学的な探求も必要ではないか。
(4)国際的な人事交流に力を入れていってほしい。
(5)消費者の目線を忘れることがあってはならない
といった意見があり、その後、
(1)委員からの意見等に関する両法人の第5期中長期目標の修正について会長一任とすること
(2)両法人の第5期中長期目標案について、農林水産省国立研究開発法人審議会への付議や総務省との調整に入ること
について、委員からの了解を得た。

(2)農林水産研究イノベーション戦略2021 について(導入)
  ・食料・農業・農村基本計画では、研究開発の重点事項や目標を定める「農林水産研究イノベーション戦略」を毎年度策定することとされており、第4回農林水産技術会議(令和2年9月15日開催)において、農林水産技術会議事務局から説明した農林水産研究イノベーション戦略2021策定のスケジュール・留意事項について、委員から了承を得た。
  ・今回の技術会議においては、農林水産技術会議事務局から
(1)農林水産研究イノベーション戦略2021の構成(目次)案
等について説明をした。
  ・これに対し、委員からは農林水産研究イノベーション戦略2021の構成(目次)案についての異論はなく、また、
(1)農業のイノベーションを起こすためには、農業関係者のみならず農外の者にもイノベーションの中心を預けるようなことを考えなければならない。また、民間での研究もより活発化させ、日本が世界をリードするようにならなければならない。
(2)他産業と比較した場合の農業の特徴である地域特異性という点を活かすようにしなければならない。
等の意見等があり、農林水産研究イノベーション戦略2021の策定に向けて、引き続き議論していくこととなった。

公表資料

令和2年度第6回農林水産技術会議資料(PDF : 854KB)

お問合せ先

農林水産技術会議事務局研究調整課総括班

代表:03-3502-8111(内線5810)
ダイヤルイン:03-3502-7399
FAX番号:03-5511-8622