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農林水産技術会議

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日本オープンイノベーション大賞

平成30年度(第19回)選考委員会特別賞 業績概要

遺伝子組換えカイコによる新産業創出プラットフォームの構築

門野敬子((国研)農業・食品産業技術総合研究機構 生物機能利用研究部門研究領域長)

瀬筒秀樹((国研)農業・食品産業技術総合研究機構 生物機能利用研究部門ユニット長)

桑原伸夫(群馬県蚕糸技術センター主席研究員)

冨田正浩((株)免疫生物研究所取締役)

石原英幹(ニットーボーメディカル(株)取締役)

概要

遺伝子組換えカイコのハイレベル研究を農研機構と群馬県蚕糸技術センターが実施。その成果をもとに、医薬品等原料生産や高機能シルク生産などに展開し、免疫生物研究所やニットーボーメディカルが販売。昆虫機能を利用した、我が国発・世界初「昆虫工場」による新産業創出。

目的

養蚕農家の高齢化と減少による高度な飼育技術の継承が危ぶまれている蚕糸業。飼育農家減少の歯止めと新規者の参入による雇用創出、桑栽培による耕作放棄地対策に寄与する。また医薬品への技術応用で新薬開発や海外からの医薬品輸入超過、医療費削減に貢献する。

内容

農研機構の特許の実施許諾契約と共にノウハウを企業側に提供し、迅速な製品開発等を実施。また、医薬品開発のための異分野連携のもと優位性と高付加価値を持つ製品開発を実施。高機能シルクでは、生産農家から製品化までの一貫したグループを形成し、実用化を促進。

効果

機能シルク生産では、高機能シルクの繭価向上等により、補助金なしで自立した生産を行う関連産業の発展に寄与。医薬品では、ヒト骨粗しょう症検査薬(ニットーボーメディカル)や、iPS細胞培養基材として使用されるラミニン(免疫生物研究所)など5商品を上市。市場規模10億円を有しているが、さらなる製品化により、2030年には100億円の市場規模を見込む。

ココがポイント!!
我が国発・世界初の「昆虫工場」により、異分野を含めた新産業を創出。補助金を受けての蚕糸農家の生計を補助金なしで十分に立てられるように新モデルを提案。市場規模の大きな医薬品に挑戦することで更なる利益獲得を目指す。

内閣府

農林水産省だけでなく、全受賞者等をご覧になれます。

産学官連携功労者表彰(~平成29年度)

産学官連携活動において、多大な貢献をした優れた成功事例に関し、その功績を称えることにより、我が国の産学官連携の更なる進展に寄与することを目的とし、平成15年度から平成29年度まで内閣府等の主催により表彰が実施されていました。

お問合せ先

農林水産技術会議事務局研究調整課

代表:03-3502-8111(内線5810)
ダイヤルイン:03-3502-7399
FAX番号:03-5511-8622