第223回農林交流センターワークショップ
食品を対象とした放射能分析(初級者編)
趣旨
東京電力福島第一原子力発電所事故以降(2011年以降)、農産物を含む食品を対象とした放射性セシウム検査が、食品衛生法のもと、広く、多くの機関で継続して実施されています。放射能測定を正しく行うためには、「正確な計測器」、「計測器の正しい使い方」、「測定者の高い技能」が必要です。
本ワークショップでは、特に放射能分析初心者を対象に、ゲルマニウム半導体検出器を使用した放射性セシウム測定について、産学官それぞれの分野における放射能分析に携わる専門家による講演や実習を通じて、農産物・食品の放射能測定を正しく行うための知識や技術を習得します。
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講義と実習内容
2019年11月28日(木曜日)
09時30分-09時35分 | 【挨拶】荒川 智幸(農林水産技術会議事務局 筑波産学連携支援センター コーディネーション推進課長) |
09時35分-09時40分 | 【諸連絡・資料確認など】 |
09時40分-11時00分 | 【講義】「放射線、放射能の基礎・概論」山田 崇裕(近畿大学原子力研究所) |
11時05分-12時00分 | 【講義】「福島県農業総合センターにおける放射能分析の取り組み」遠藤 あかり(福島県農業総合センター安全農業推進部) |
13時15分-14時15分 | 【講義】「放射能計測の信頼性について」柚木 彰(産業技術総合研究所分析計測標準研究部門) |
14時20分-15時20分 | 【講義】「放射能計測における標準物質の利用と技能試験について」三浦 勉(産業技術総合研究所物質計測標準研究部門) |
15時30分-16時30分 | 【講義】「放射能計測精度管理についての福島県の取り組み」村越 資治(福島県環境創造センター調査・分析部) |
2019年11月29日(金曜日)
09時15分-10時00分 | 【講義】「放射能分析用試料調製方法について」八戸 真弓(農研機構食品研究部門食品安全研究領域) |
10時00分-12時00分 | 【実習】「放射能分析用試料調製実習」八戸 真弓 |
13時00分-16時15分 | 【講義】「放射能計測における実務と不確かさの実際」 阿部 敬朗、板津 英輔、原田 克哉(セイコー・イージーアンドジー株式会社) |
お問合せ先
農林水産技術会議事務局筑波産学連携支援センター
コーディネーション推進課
電話:029-838-7136 メール:
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