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農林水産技術会議

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第212回農林交流センターワークショップ

コメ中無機ヒ素の簡易分析

趣旨

国際的な食品規格を策定する政府間機関であるコーデックス委員会において、2014年、2016年にそれぞれ精米中、玄米中無機ヒ素の国際基準値が決められました。国内基準はまだ設定されていませんが、コメ中無機ヒ素を低減する努力が求められています。低減のためにはまず実態を把握することが必要ですが、コメ中無機ヒ素の分析にはこれまで高価で特別な分析装置を用いる必要がありました。

本ワークショップでは市販の試薬、汎用機器を用いて安価・簡易にコメ中無機ヒ素を定量する技術を講義や実習を通じて習得していただきます。

開催日時


2018年8月2日(木曜日)-8月3日(金曜日)

開催場所


農林水産技術会議事務局 筑波産学連携支援センター
筑波農林研究交流センター2階「研修実験室」
(つくば市観音台2-1-9)

対象


産学官の分析実務(予定)者や行政機関で規制・指導をおこなう者(分析経験の有無は不問)

コーディネーター


国立研究開発法人  農業・食品産業技術総合研究機構
農業環境変動研究センター  有害化学物質研究領域 
環境化学物質分析ユニット  上級研究員  馬場 浩司 氏

用意するもの


ノートPC(用意できる場合のみ:Mac不可、Windows7以上、要Excel)
興味のある玄米試料がある場合は、10g程度(1試料まで)

定員


8名
※応募者多数のため参加をお断りした方や開催日に都合が悪い方を対象に2回目の開催も考えていますので、8月中で
8月2日、3日以外にも参加できそうな日付があれば申込書にご希望を記載願います。
コーディネーターと検討後、ご連絡
致します。

参加費


無料
受講後のアンケート回答は必須です(5~15分程度)。

交通費・宿泊費


各自負担(筑波産学連携支援センターの国内研修生宿泊施設をご利用頂けます。)
宿泊施設予約の有無は、受講決定後にお伺いします。

その他


全日程に参加することとし、代理の方の参加は認めていません。


講義と実習内容

2018年8月2日(木曜日)

13時00分-13時05分 【挨拶】 農林水産省農林水産技術会議事務局  筑波産学連携支援センター コーディネーション推進課長  加藤 隆
13時05分-13時45分 【講義】「分析原理、分析手順の解説」  馬場 浩司(農研機構 農業環境変動研究センター)
13時45分-14時45分  【実演】「講師による実演を交えた解説」
14時55分-16時30分  【実習】「コメ抽出液の分析(練習)」
16時30分-17時15分 【実習】「コメの粉砕、明日の分析の準備」

 

2018年8月3日(金曜日)

09時15分-10時00分 【実習】「コメからの無機ヒ素の抽出」
10時00分-12時00分 【実習】「PC、スキャナー、ソフトウェアの準備、設定」
13時00分-15時00分 【実習】「コメ抽出液の分析」
15時10分-16時00分  【実習】「画像解析・定量」
16時00分-16時30分  【フリートーク】「全体の質疑応答含む」

お問合せ先

農林水産技術会議事務局 筑波産学連携支援センター
コーディネーション推進課
電話:029-838-7136  メール:koryu7129.gif
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