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農林水産技術会議

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第201回農林交流センターワークショップ

次世代シーケンサーの解析技術

趣旨

近年、次世代シーケンサー(NGS)が広く利用されるようになり、農学など応用系の分野でも大量塩基配列データを扱う必要は急速に高まっています。NGSによる塩基配列決定は低コスト化が著しいことから、既に非常に大きなデータを抱えてしまっている方は多く、単にセミナーを聴講して情報収集をするだけでは十分な対応ができなくなっています。本ワークショップでは、農林水産生物に関わる研究者が、実習を通してNGSデータ解析の実際を知り、また経験者の最新情報を聴講することで、幅広い研究者がNGSデータを扱う基礎的な力を身につけることを目標とします。データ解析の基礎的な知識から説き起こし、一般的なコマンドラインでのデータ解析を経て、我々が公開しているウェブサービスを利用することにより、ユーザーにNGSデータ解析の全体像を理解していただくことを目指します。

開催日時


2016年10月5日(水曜日)-10月7日(金曜日)

開催場所

農林水産技術会議事務局 筑波産学連携支援センター
情報通信共同利用館(電農館)3階 セミナー室
(つくば市観音台2-1-9)

対象


産学官の試験研究機関の研究者で、次世代シーケンサーのデータ解析技術に関心のある方

コーディネーター


農研機構 高度解析センター ゲノム情報大規模解析チームチーム長 伊藤 剛
農研機構 高度解析センター ゲノム情報大規模解析チーム主任研究員 田中 剛

定員


30名

参加費


無料 ※受講後のアンケート回答は必須です(5~15分程度、全日程受講者のみ)。

交通費・宿泊費


各自負担【筑波産学連携支援センターの国内研修生宿泊施設をご利用頂けます】
宿泊施設へのご予約は、受講決定後にお伺いします。

その他


農業生物資源研究所は、平成28年4月1日から国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構となりました。


講義と実習内容

2016年10月5日(水曜日)

13時00分-13時05分 【挨拶】 池田仁 (農林水産省農林水産技術会議事務局筑波産学連携支援センター コーディネーション推進課長)
13時05分-13時10分 【講義】「本ワークショップのねらい」 伊藤剛(農研機構 高度解析センター)
13時10分-14時00分 【実習】「NGSデータの基礎知識」 田中剛(農研機構 高度解析センター)
14時00分-15時30分 【実習】「Rによる統計解析の基礎」 伊藤剛
15時30分-17時00分 【実習】「Linuxコマンドの基礎」 沼寿隆(農研機構 高度解析センター)

2016年10月6日(木曜日)

09時00分-11時00分 【実習】「ゲノムシーケンシングデータを処理する」 坂井寛章(農研機構 高度解析センター)
11時00分-12時00分 【講義】「NGSデータ解析」 熊谷真彦(東京大学大学院)
13時00分-15時00分 【実習】 「ゲノム新規アセンブルの方法論」 坂井寛章
15時00分-17時00分 【実習】「RNA-Seqによる大量発現データ解析の基礎」 川原善浩(農研機構 高度解析センター)

2016年10月7日(金曜日)

09時00分-11時00分 【実習】 「初心者でもGalaxyで簡単解析」 伊藤剛
11時00分-12時00分 【講義】「NGSと水産研究」 中村洋路(水産研究・教育機構 中央水産研究所)
13時00分-15時00分 【実習】「複雑なNGSデータ解析のGalaxyによる実現」 田中剛

お問合せ先

農林水産技術会議事務局 筑波産学連携支援センター
コーディネーション推進課
電話:029-838-7136  メール:koryu7129.gif
お問い合わせフォームへ

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