第199回農林交流センターワークショップ
植物科学・作物育種におけるフェノーム解析-はじめて画像解析を行う研究者のための入門実習-
趣旨
近年、先端的工学技術の生物研究への応用が急速に進んだことで、共通の性質を持つ生体分子の情報を大量かつ高感度に取得する網羅的分子生物学研究が可能になりました。
一方で、多様な対象を扱う表現型の大規模解析(フェノーム)においては、特定の技術の汎用的利用が困難であり、個々の研究者のニーズに対応した解析方法の開発が不可欠です。 本ワークショップでは、植物を対象とした顕微鏡から圃場までの様々なレベルのフェノーム研究を講義により紹介するとともに、パソコンで操作できるフリーソフトを使った画像解析について、初心者を対象とした実習を行い、フェノーム解析の一端を体験していただきます。
開催日時 |
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開催場所 |
農林水産技術会議事務局 筑波産学連携支援センター |
対象 |
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コーディネーター |
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定員 |
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参加費 |
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交通費・宿泊費 |
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その他 |
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講義と実習内容
2016年7月7日(木曜日)
10時00分-10時05分 | 【挨拶】農林水産省農林水産技術会議事務局筑波産学連携支援センターコーディネーション推進課長 池田 仁 |
10時05分-10時55分 | 【講義】「画像解析の始め方:撮影条件の検討から観察まで」東京大学・エルピクセル(株) 朽名 夏麿 |
10時55分-11時45分 | 【講義】「画像解析を行うためのソフトウェアやドキュメントについて」エルピクセル(株) 中尾 悠基 |
11時45分-12時00分 |
【実習】「ImageJを使った画像解析実習- ソフトウェアのインストールとデータのダウンロード-1」上智大学 湖城 恵 |
13時00分-13時30分 | 【実習】「ImageJを使った画像解析実習-ソフトウェアのインストールとデータのダウンロード-2」湖城 恵 |
13時30分-14時30分 |
【実習】「ImageJを使った画像解析実習- ファイルの入出力、関心領域(ROI)の設定」エルピクセル(株) 五十嵐 美樹 |
14時30分-15時30分 | 【実習】「ImageJを使った画像解析実習-二値化・領域抽出」朽名 夏麿 |
15時45分-16時30分 | 【実習】「ImageJを使った画像解析実習-数・形態・分布の解析」 朽名 夏麿 |
16時30分-17時15分 | 【実習】「ImageJを使った画像解析実習-色彩の解析」朽名 夏麿 |
2016年7月8日(金曜日)
09時15分-11時05分 | 【実習】「ImageJを使った画像解析実習-多量の画像データに対する処理の自動化」朽名夏麿 |
11時20分-12時00分 | 【講義】「植物の画像解析の実例1-業者委託による解析」 中尾悠基 |
13時00分-13時40分 | 【講義】「植物の画像解析の実例2-圃場生育環境化でのイネ成長解析」 香川大学 杉田(小西)佐江子 |
13時40分-13時55分 | 【講義】「植物の画像解析の実例3-圃場生育環境化での作物葉色解析」農研機構 生物機能利用研究部門 土生芳樹 |
13時55分-14時35分 | 【特別講義】「植物の画像解析の実例4-イネ根の生長解析」農研機構 次世代作物開発研究センター 宇賀 優作 |
14時35分-15時00分 | 【フリーディスカッション】 土生 芳樹・朽名 夏麿・湖城 恵・中尾 悠基・五十嵐 美樹 |
15時00分-16時00分 | 【実習】朽名夏麿・湖城恵・中尾悠基・五十嵐美樹 |
16時00分 | 閉会 |
お問合せ先
農林水産技術会議事務局 筑波産学連携支援センター
コーディネーション推進課
電話:029-838-7136 メール:
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