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農林水産技術会議

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第197回農林交流センターワークショップ

遺伝子組換え体の検知技術 -農産物・食品に対する定性・定量検知-
(第92回食品技術講習会)

趣旨

遺伝子組換え農産物の表示制度の導入に伴い、現在、農産物・食品に対する遺伝子組換え体の検知技術が幅広く利用されています。これらの検知技術は、主にPCR法やELISA法を測定原理とするものです。

本ワークショップでは、安全性、農産物の流通実態を含め、遺伝子組換え体に関する最近の情勢と検知技術に関する講義、農産物・食品試料からのゲノムDNAの抽出法、PCR増幅法、ELISA法について、その測定原理及び実際の測定方法の習得を目的とした講義及び実習を行います。

実習には、食品総合研究所が所有するリアルタイムPCR装置等の機器を使用します。

開催日時


2015年11月9日(月曜日)-11月11日(水曜日)

開催場所


国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構
食品総合研究所複合領域棟 2階セミナー室、
GMO実験棟および管理棟2階 講堂 (つくば市観音台2-1-12)

主催


農林水産省農林水産技術会議事務局 筑波産学連携支援センター
国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 食品総合研究所
独立行政法人農林水産消費安全技術センター

対象


産学官の研究者・分析担当者

コーディネーター


国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 食品総合研究所 食品分析研究領域
GMO検知解析ユニット長 橘田 和美

定員


16名

参加費


無料

交通費・宿泊費


各自負担(筑波産学連携支援センターの国内研修生宿泊施設をご利用いただけます。)
宿泊施設予約の有無は、受講決定後にお伺いします。


講義と実習内容

2015年11月9日(月曜日)

09時00分-09時05分 【挨拶】農林水産技術会議事務局 筑波産学連携支援センター コーディネーション推進課長 池田 仁
09時05分-10時30分 【講義】「遺伝子組換え体概論」農研機構 食品総合研究所 橘田 和美
10時45分-12時00分 【講義】「遺伝子組換え体の検知技術及び実験概論」農研機構 食品総合研究所 真野 潤一
13時00分-17時00分 【講義・実験】「遺伝子組換え農産物からのDNA抽出」真野 潤一・農林水産消費安全技術センター 高嶋 康晴

2015年11月10日(火曜日)

09時00分-12時00分 【講義・実験】「定性/定量PCRによる遺伝子組換え体の検知」
                    「ELISA法による遺伝子組換え体の定量 」高嶋 康晴・株式会社ファスマック 布藤 聡
13時00分-15時00分 【講義・実験】「遺伝子組換え体の定量と解析1」サーモフィッシャーサイエンティフィック株式会社 中山 收
15時00分-17時00分 【講義・実験】「遺伝子組換え体の定量と解析2」農研機構 食品総合研究所 高畠 令王奈

2015年11月11日(水曜日)

09時00分-10時00分 【講義】「遺伝子組換え食品分析法の標準化と国際情勢」株式会社ファスマック 布藤 聡
10時00分-11時00分 【講義】「新たな遺伝子組換え食品の迅速検知法の開発」株式会社ニッポンジーン 峯岸 恭孝
11時10分-12時10分 【講義】「未承認遺伝子組換え農作物の混入への対応」農林水産省消費・安全局 吉田 知太郎
13時10分-14時10分 【講義】「食品表示法の概要及び遺伝子組換え食品に関する表示基準について」消費者庁食品表示企画課 佐野 雅敏
14時10分-15時10分 【講義】「遺伝子組換え食品の安全性審査と監視業務」
                     厚生労働省医薬・生活衛生局 生活衛生・食品安全部 中村 梨絵子・塩川 智規
15時10分-16時20分 【講義】「遺伝子組換え食品からの組換え体DNA検知定量方法の変遷とその経緯」東京農工大学大学院 小関 良宏
16時20分-17時20分 【総合討論】「トラブルシューティング」    講師全員

お問合せ先

農林水産技術会議事務局 筑波産学連携支援センター
コーディネーション推進課
電話:029-838-7136  メール:koryu7129.gif
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