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農林水産技術会議

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地球規模課題国際研究ネットワーク事業

  農林水産分野の国際研究に取り込む我が国研究機関のネットワーク形成を推進しつつ、同時に、国際共同研究等を推進し、我が国が対応すべき食料安全保障分野、環境・資源分野の国際的な課題解決に貢献することを目的として、平成20年度から22年度の3年間において、(1)国際研究ネットワーク形成等、及び(2)国際共同研究等を推進しました。

 

(1) 「国際研究ネットワーク形成等」では

  国際研究に取り組む農林水産分野の国内研究機関の国際研究ネットワークを形成し、国際研究に取り組む国内機関の知識・経験の共有等を推進するとともに、今後の国際研究の取組に関する方向性を示すことによって、国際研究機関による国際研究の取組を拡大することを目的としています。さらには、これらの取組を通じて、我が国が対応すぺき食料安全保障分野、環境・資源分野の国際的な課題解決に貢献することを目指しました。具体的には、国内研究機関を主な対象に以下の事項に取り組みました。

 

  • 国際研究分野における技術的な目利き、将来予測等

  特に農業分野における温室効果ガス排出削減・吸収等の分野において、国内にある技術シーズ等について、今後、国際研究に取り組むことで課題解決に貢献できる見通しのものについて整理し、その将来予測を行いました。

 

  • 国際研究に関するシンポジウムの開催

  事業全体の成果や活動状況等を踏まえながら、国内の研究者、技術者、関係者等を対象に、情報交換、交流、連携強化等を図るためのシンポジウム又はワークショップを開催しました。

    2010年度は、11月9日に開催されました(もっと詳しく)。

    2011年度は、11月14~15日にJIRCAS国際シンポジウム2011「稲作技術開発の世界的潮流とわが国の研究貢献-GRiSP、CARDへの支援」を開催しました。このシンポジウムではワークショップ「イネ・コメ研究を通じた国際連携」を含め、国内研究機関・大学等に対して実施したアンケート結果の報告が紹介されました。

     JIRCAS国際シンポジウム2011「ワークショップの結果概要」

    「アンケート調査結果の概要」(PDF : 954KB)

    2012年度は、11月9日に名古屋大学農学国際教育協力研究センターが、国際シンポジウム「農林水産研究分野で国際的に活躍できる日本人研究者の育成の現状と課題」を開催しました。

     国際シンポジウム「農林水産研究分野で国際的に活躍できる日本人研究者の育成の現状と課題」

 

  • 国際共同研究の成果等の幅広い普及

  事業全体の成果や本事業による国際共同研究におけるコンソーシアムの活動、これまでの農林水産分野における国際共同研究の主要な成果等について、広く情報提供を行いました。
  また、国内研究機関のネットワーク化を推進する観点から、インターネットを活用した国内研究機関の連携、ネットワーク形成等に取り組みます。本サイトは、これらの目的逹成のため開設されました。

  

(2) 「国際共同研究等の推進」では

  我が国が対応すべき食料安全保障分野及び環境資源分野における国際的な課題解決のため、国際研究に取り組む我が国研究機関がハブ機関を中心とした複数の研究機関からなるコンソーシアムを構築し、国際共同研究等を推進することを目的とします。特に、3年以内の研究期間中に海外現地調査、国際共同研究、ワークショップ開催等に取り組み、次に掲ける個別の研究テーマについて、その課題解決に貢献する一定の技術的な成果が得られることを目標とします。また、同時に、そうした活動を通じて、持続的な国際的な研究ネットワークの形成を目指します。具体的には、以下の研究開発に取り組みました。

 

  • 研究テーマ1  「我が国の食料安全保障に貢献する技術の開発」

   世界的に食料価格が高止まりしている中、今後、世界の人口の増加、諸外国の経済成長等に伴って榖物等の需求は大幅に増加することが予測されていること、地球温暖化の影響等により海外で問題となっている動植物病害虫が我が国に侵入し、我が国農業に悪 影響を及ぼす事例が生じてきていることなどを踏まえ、我が国の食料安全保障に貢献するための研究開発を行いました。具体的には、輸入榖物等の安全生産技術、越境性の動植物病害虫対策等の重要なもの一つに取り組みました。

  「耐虫耐病性遺伝子系統イネの開発」の成果の概要(PDF : 630KB)   

 

  • 研究テーマ2  「農業分野における温室効果ガスの吸収・排出削減に関する技術開発」

  世界における温室効果ガスの排出に占める農業分野からの排出割合が約14%である現状を踏まえ、農業分野における温室効果ガスの排出削減・吸収に関する科学的知見の蓄積に貢献するための研究開発を行いました。具体的には、水田土壤の炭素循環の解明、家畜の温室効果ガスの発生抑制技術の開発等の重要なもの一つに取り組みました。

   SAADCサテライトシンポジウム「発展途上国のための温室効果ガスと循環型農業」開催報告

   「東南アジアにおける畜産・水田からの温室効果ガス排出削減技術の導入とその評価」の成果の概要(PDF : 373KB)


  • 研究テーマ3 「バイオマス資源の持続的生産・活用技術の開発」

   温室効果ガスの吸収・排出削減に貢献するための、特に途上国地域に豊富に存在する低・未利用資源作物等、今後活用が期待される食料生産と両立可能なバイオマス資源の有効活用を進める技術の開発などに取り組みました。

  「食料安全保障強化に向けたサゴヤシ澱粉の持続生産と利活用に関する戦略的総合研究プログラム」の成果の概要(PDF : 423KB)

  

     事業実施期間

    平成22~24年度(3年間) 

お問合せ先

農林水産技術会議事務局国際研究官室

代表:03-3502-8111(内線5900)
ダイヤルイン:03-3502-7467
FAX番号:03-5511-8788

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