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農林水産技術会議

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G7新潟農業大臣会合における研究成果紹介

 農研機構が開発した新品種・新技術を用いた食品・飲料が会場で提供されました

    2016年4月23日(土曜日)~24日(日曜日)に新潟県新潟市で開催されたG7新潟農業大臣会合には、G7メンバー国(日、米、英、仏、独、伊、加、EU)の担当閣僚と、その他、FAO(国連食糧農業機関)、OECD(経済協力開発機構)の国際機関が集いました。

    会場の「朱鷺(とき)メッセ」では、会合当日、地元新潟や東日本大震災被災地の食材等を用いた和食などによるおもてなしが行われました。

    その中で、我が国の農林水産分野の研究・技術成果の紹介を兼ねて、国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)が開発した新品種や新技術を用いた飲食物も様々な場面で提供され、好評を博しました。

 

「べにふうき」を使用した緑茶飲料「めめはな茶」

    抗アレルギー作用があり、通常の緑茶にはほとんど含まれないメチル化カテキンを多く含む「べにふうき」(農研機構育成)の茶葉を使用した緑茶飲料で、メチル化カテキンを34mg/2本含んでいます。ほこりやハウスダストによる目や鼻の不快感を緩和する機能性表示食品です。
    「めめはな茶」は、会議場、ティーブレイク、プレスセンターで提供されました。

β-クリプトキサンチン高含有ミカンジュース「アシタノカラダ」

    国産果実の輸入果汁との競合と、加工副産物(果皮等)の処理という2つの問題を解決する画期的な技術開発の成果。みかんに含まれ、骨の健康維持に役立つ機能性食素材であるβ-クリプトキサンチンを柑橘加工副産物から大量調整する技術開発を行うとともに、その有用性を基礎研究と臨床試験から明らかにしました。「POM アシタノカラダ」は、みかん約1個分のカロリーでみかん約3個分のβ-クリプトキサンチンが摂れる、温州みかんのみを原料としたジュースで、「農林水産省新たな農林水産政策を推進する実用技術開発事業委託事業(代表機関:国立研究開発法人農研機構)」の研究成果を活かして開発された商品です。
    「アシタノカラダ」は、会議場、ティーブレイク、プレスセンターで提供されました。


「ゆきみ六条」を材料とした麦焼酎・クッキー

    国内随一の六条大麦の産地である北陸では、豊作が生産過剰につながる歴史があり、用途拡大が望まれていました。

    越後麦焼酎“六条”は、「麦焼酎を造って、耕作放棄地を減らし、地域の活性化に役立てたい」との思いを受けて、農研機構が育成した「ゆきみ六条」を用い、新潟県内の桃花から採取した酵母を使うなど、新潟薬科大学や地元酒造メーカーとの産学官連携によって開発された、地産地消型の焼酎です。
    「ゆきみ六条」を材料とした麦焼酎は、レセプションで提供されました。

    また、近頃日本では、大麦の食物繊維βグルカンの健康機能性(糖尿病を防ぐ効果など)が注目されています。「ゆきみ六条」は軟質で粒径が細かい高品質の大麦粉になります。新潟市で栽培された「ゆきみ六条」を使った美味しい大麦クッキーが、新潟地方の産学官連携支援によって福祉施設で開発されました。
    「ゆきみ六条」を原料としたクッキーは、ティーブレイク、プレスセンターで提供されました。

寿司米「笑みの絆」

    「笑みの絆」は、寿司米として用いられていたササニシキと同等の食味をもち、粘りが少なく、かつ米粒がほぐれやすいため、寿司米に向く米の品種で、農研機構で新たに開発されました。日本の稲作は近年温暖化が問題となっていますが、この品種は高温耐性に優れるのでこの問題の克服にもまた適します。
    「笑みの絆」を用いたお寿司は、レセプションの寿司屋台で提供されました。


「ムラサキマサリ」を材料とした芋焼酎・赤霧島

    機能性の面から需要が多い高アントシアニン品種であり、加工適性を高めた農研機構育成のサツマイモ品種「ムラサキマサリ」に豊富に含まれるポリフェノールが焼酎麹から生成されるクエン酸と反応して、もろみが真っ赤になることから「赤霧島」と命名されました。後を引くような甘みと気品高い香りが特徴の、全く新しいタイプの焼酎です。
    「ムラサキマサリ」を材料とした芋焼酎・赤霧島は、レセプションで提供されました。

 関連情報

 

お問合せ先

農林水産技術会議事務局国際研究官室

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代表:03-3502-8111(内線5902)
ダイヤルイン:03-3502-7467
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