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農林水産技術会議

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メッセージ

食と農の研究メールマガジン」に掲載したメッセージの一覧です。

イサダからの新規肥満抑制物質8-HEPEの同定及び抽出方法の開発

(公益財団法人岩手生物工学研究センター 主任研究員  山田 秀俊 氏)

平成28年度「若手農林水産研究者表彰」受賞者からのメッセージです。

「イサダからの新規肥満抑制物質8-HEPEの同定及び抽出方法の開発」

三陸地域では毎年春にイサダ漁が行われますが、需要低下に伴う漁獲制限のために、年々漁獲量が低下しています。私達は、利用用途拡大によるイサダの需要増加を目指して、健康機能性研究に取り組み、イサダから新たな肥満抑制物質:8-HEPEを同定しました。8-HEPEにはエイコサペンタエン酸(EPA)より10倍高い脂肪燃焼促進活性があること、魚には含まれないオキアミ特有の成分であることを見出しました。現在は、イサダを原料とした8-HEPE素材の実用化に向けて、研究開発を進めています。

(第249号(2017年8月1日)掲載)

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土石流シミュレータの開発と防災対策への適用

(国立大学法人京都大学大学院 助教  中谷 加奈 氏)

平成28年度「若手農林水産研究者表彰」受賞者からのメッセージです。

「土石流シミュレータの開発と防災対策への適用」

山地での土石流の発生・流動から、住宅地の氾濫・堆積過程までを一連に計算できる統合モデルを構築しました。マウス等による操作やアニメーション表示を可能にするGUIの実装や、GISとの連携により、専門家以外のユーザーに扱いやすい土石流シミュレータを開発して、土石流の氾濫・堆積範囲の把握や防災対策の検討が容易になった点が評価されました。

(第248号(2017年7月15日)掲載)

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デジタル土壌図と農地放射性物質濃度分布図の作成

(国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構農業環境変動研究センター 企画チーム長  高田 裕介 氏)

平成28年度「若手農林水産研究者表彰」受賞者からのメッセージです。

「デジタル土壌図と農地放射性物質濃度分布図の作成」

土壌の種類毎の分布状況を示した土壌図に、新しい農地の分布状況を反映して「デジタル農地土壌図」を作成しました。また、東京電力福島第一原子力発電所事故の際には、当土壌図を用いて「農地土壌の放射性物質濃度分布図」を作成し、自治体等の除染計画の策定に貢献しました。

(第248号(2017年7月15日)掲載)

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ガスプラズマを用いた殺菌技術の農産物への応用

(国立大学法人琉球大学 准教授  作道 章一 氏)

平成28年度「若手農林水産研究者表彰」受賞者からのメッセージです。

「ガスプラズマを用いた殺菌技術の農産物への応用」

新しい農産物の殺菌法としてガスプラズマに着目して、これが細菌やカビなどの病原体の殺菌だけでなく毒素の分解にも有効であることを証明しました。さらに、実用化に向けて、選果中に利用できるコンベア型装置を開発し、殺菌メカニズムを明らかにしました。これらの「農産物のガスプラズマ殺菌」という新しい分野の基盤構築につながる研究成果について高い評価をいただきました。

(第247号(2017年7月1日)掲載)

プラズマ殺菌装置

経口投与が可能な豚丹毒菌生ワクチンの開発

(国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 動物衛生研究部門 主任研究員  小川 洋介 氏)

平成28年度「若手農林水産研究者表彰」受賞者からのメッセージです。

「経口投与が可能な豚丹毒菌生ワクチンの開発」

豚の重要疾病である豚丹毒菌に対する新しい弱毒生ワクチンを開発しました。本ワクチンは、病原因子を欠損させているため、安全性が高く、さらに、経口投与でワクチン効果を与えられるため、経営が大規模になり、ワクチン接種の労力や負担が増大している家畜生産現場に対し、省力型ワクチンとしての利用が期待されます。

(第247号(2017年7月1日)掲載)

ミルクを飲む豚

パイプハウスの低コスト強靭化金具の製品化

(佐藤産業株式会社  直木 武之介 氏)

平成28年度「民間部門農林水産研究開発功績者表彰」受賞者からのメッセージです。

「パイプハウスの低コスト強靭化金具の製品化」

日本のパイプハウスの多くはアーチピッチ(アーチパイプの間隔)が45cm~50cmです。これは世界的に見て極端に狭いと言えます。この強靭化金具の開発・製品化によってピッチを1m~1.5mと大きく広げることが出来るようになりました。これにより採光性が高く低コストで高強度・高機能なハウスの建設及び既存ハウスの強靭化も容易に行うことができます。

(第246号(2017年6月15日)掲載)

強靱化金具の部品

露地栽培向け園芸用耐候性LED電球の開発

(株式会社エルム  桐原 弘 氏、竹内 秀樹 氏、橋口 満洋 氏、神浦 由美子 氏、内田 克彦 氏)

平成28年度「民間部門農林水産研究開発功績者表彰」受賞者からのメッセージです。

「露地栽培向け園芸用耐候性LED電球の開発」

キク類の露地電照栽培が盛んな南西諸島において、風雨等の過酷な露地環境に耐え得るLED電球はありませんでした。今回、露地栽培環境で使用できる小型・軽量化・高力率・低消費電力を実現した耐候性LED電球を開発し、省エネ効果と台風等による停電に伴うリスクの低減を実現し、キクの安定生産に貢献することができました。

(第246号(2017年6月15日)掲載)

園芸用耐候性LED電球

トマトの高軒高低コスト耐候性ハウス及びハイワイヤー誘引栽培技術の開発

(農業生産法人サンファーム・オオヤマ有限会社  大山 寛 氏、全国農業協同組合連合会栃木県本部  野尻 重利 氏)

平成28年度「民間部門農林水産研究開発功績者表彰」受賞者からのメッセージです。

「トマトの高軒高低コスト耐候性ハウス及びハイワイヤー誘引栽培技術の開発」

我が国特有の夏の猛暑、秋の強風、冬の降雪等厳しい気象条件にも耐えられる日本型の軒高が高い低コスト耐候性ハウス及び独自の誘引器具と高所作業台車によるハイワイヤー誘引栽培技術を開発することにより、トマトの促成長期どり栽培で高収量を実現し、経営安定に大きく貢献するとともに、技術内容を公開することで全国に広く普及したことが高く評価されました。

(第245号(2017年6月1日)掲載)

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有機性排水処理のための伏流式人工湿地ろ過システムの開発

(株式会社たすく  家次 秀浩 氏)

平成28年度「民間部門農林水産研究開発功績者表彰」受賞者からのメッセージです。

「有機性排水処理のための伏流式人工湿地ろ過システムの開発」

寒冷地において高濃度の有機性汚水の浄化処理が可能な世界初の伏流式人工湿地ろ過システムを開発しました。これにより、酪農が盛んな北海道及び東北地域での導入が可能になり、酪農家の経営改善とともに、環境負荷の軽減などに貢献したことが高く評価されました。

(第244号(2017年5月15日)掲載)

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麦ごはんが美味しく炊ける炊飯技術の開発

(タイガー魔法瓶株式会社  金丸 等 氏、遠藤 学 氏、朝岡 修平 氏、井上 友見 氏、長﨑 泰子 氏)

平成28年度「民間部門農林水産研究開発功績者表彰」受賞者からのメッセージです。

「麦ごはんが美味しく炊ける炊飯技術の開発」

大麦(押麦・もち麦)は健康機能性が注目されている水溶性食物繊維(β-グルカン)を豊富に含んでいます。そこで白米と麦の吸水特性の研究を基に、専用の炊飯メニューを開発し、炊飯ジャーとして製品化しました。麦ごはんが美味しく炊け、においの抑制にも成功したことについて高い評価をいただきました。

(第243号(2017年5月1日)掲載)

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農産物や食品の簡易迅速なDNA分析技術の開発

(株式会社ニッポンジーン  峯岸 恭孝 氏)

平成28年度「民間部門農林水産研究開発功績者表彰」受賞者からのメッセージです。

「農産物や食品の簡易迅速なDNA分析技術の開発」

遺伝子検査に要する時間と労力の削減を目的として、DNAの精製工程を省略する等、目的に応じた分析技術の改良を行い、農作物や食品の粗抽出液から任意の遺伝子を検出・定量できる試薬を用いた分析技術とコシヒカリを迅速簡便に判別する技術の2種類のDNA分析技術を開発し、実用化した実績が高く評価されました。

(第242号(2017年4月15日)掲載)

コシヒカリLAMP判別キット

飼料用米破砕機の開発

(元 株式会社デリカ  平林 哲 氏、 株式会社デリカ  矢ノ口 正 氏)

平成28年度「民間部門農林水産研究開発功績者表彰」受賞者からのメッセージです。

「飼料用米破砕機の開発」

飼料用米を籾や玄米のままで牛や豚に給与すると、消化が悪いので飼料の効率が低下します。そのため、籾や玄米を事前に破砕する必要があり、籾米を低コストで効率よく処理できる飼料用米破砕機をわが国で初めて開発しました。これを契機に、他社でも同様の破砕機が開発されるなど、飼料用米の普及に貢献したことが高く評価されました。

(第241号(2017年4月1日)掲載)

飼料用米破砕機

連続的加熱成形による水産練り製品の製造

(日本水産株式会社  吉富 文司 氏、水城 健 氏、橋立 知典 氏)

平成28年度「民間部門農林水産研究開発功績者表彰」受賞者からのメッセージです。

「連続的加熱成形による水産練り製品の製造」

水産練り製品製造工程において、垂直に配置したチューブ内を練り肉が上方に移動しながらマイクロ波によって加熱されることで、練り製品を連続的に製造することが可能となりました。本技術により、(1)工程の簡略化や内装フィルム等の不要化による製造原価の削減、(2)品質の均一化、(3)多品種少量生産への適応性の拡大等が実現できました。

(第240号(2017年3月15日)掲載)

連続的加熱成形による水産練り製品の製造

プリン体に作用する乳酸菌を活用したヨーグルトの開発

(株式会社明治研究本部  山田 成臣 氏、狩野 宏 氏、坪井 洋 氏、髙林 卓也 氏、伊澤 佳久平 氏)

平成28年度「民間部門農林水産研究開発功績者表彰」受賞者からのメッセージです。

「プリン体に作用する乳酸菌を活用したヨーグルトの開発」

尿酸値が上昇する要因の中で食物に含まれるプリン体の過剰摂取に着目し、腸管から吸収されるプリン体の量を低減する作用を持つ乳酸菌を発見しました。その乳酸菌の効果を動物試験やヒト試験において科学的に明らかにし、ヨーグルトとして製品化と普及を図ったことを高く評価されました。

(第239号(2017年3月1日)掲載)

 Lactobacillus gasseri PA-3の電子顕微鏡写真

コンテナ収容式キャベツ収穫機の開発

キャベツ収穫機開発グループ
(代表  ヤンマー株式会社  丸山 高史 氏、代表  オサダ農機株式会社  長田 秀治 氏) 

平成28年度「民間部門農林水産研究開発功績者表彰」受賞者からのメッセージです。

「コンテナ収容式キャベツ収穫機の開発」

長年の研究開発の蓄積を踏まえて改良を重ね、キャベツの刈取り・選別調製・大型コンテナへの収容を機上で一貫してできる高能率のキャベツ収穫機を開発しました。収穫に要する労働時間の削減、軽労化、段ボール等の資材費の低減が達成できたことが高く評価されました。

(第238号(2017年2月15日)掲載)

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