平成27年度第5回農林水産技術会議の概要
1.日時
平成27年9月15日(火曜日) 15時30分~17時30分
2.場所
農林水産技術会議委員室
3.出席者
三輪会長、川面委員、古口委員、坂本委員、妹尾委員、難波委員、松永委員
別所技術総括審議官、西郷技術会議事務局長、菱沼研究総務官ほか
4.議事
1.川面委員からの話題提供
2.農林水産研究基本計画の具体化について
(1)農林水産研究知的財産戦略の改定について
(2)平成28年度概算要求について
5.概要
1.川面委員からの話題提供
川面委員から日本のビール産業の現状について話題提供があり、その後、意見交換を行った。
2.農林水産研究基本計画の具体化について
資料に沿って事務局から説明後、審議を行った。
【主な意見】
(1) 農林水産研究知的財産戦略の改定について
- 農業や食品分野においてもデータ化の時代に入っている。権利化されていない知財の扱い方、公的なオープンデータと企業のもつクローズデータの混ざり合い等を見据えた知財マネジメントを考える必要がある。
- 工業分野では、非権利者が勝手に権利を使用しないように、偽物を検出する技術(製品素材へのマーキング技術等)が進んでいる。農林水産分野においても、そこまで踏み込んだ知財戦略を検討する方がよい。
- 一般的に知財の世界では、開発された技術の扱いについて、「権利化・秘匿化・公知化」に加え「標準化」まで考えることが必須。農林水産分野においても、同様に検討してはどうか。
- 埋もれていた技術が知財となることもあり、知財マネジメントを進めていくことにより、新たな宝が見つかるかもしれない。
(2)平成28年度概算要求について
- 農林水産研究の必要性を強く主張して予算確保に取り組んでいただきたい。
以上
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