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農林水産技術会議

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平成22年度第6回農林水産技術会議の概要

1.日時 平成22年10月19日(火曜日) 14時00分~16時10分

2.場所 農林水産技術会議委員室

3.出席者

三輪会長、西野委員、林委員、山本委員

宮坂事務局長、藤本研究総務官、松田研究総務官ほか

4.概要

(1)農林水産技術会議のあり方について

農林水産技術会議のあり方について、前回会議における議論の概要などを事務局から説明の後、意見交換を行った。

【主な意見等】

行政に応える研究について

  • 現状では行政ニーズの把握・関係プロジェクトの立案・進行管理の各局面で十分ではない。
  • プロジェクト立案の段階で過去の取組も踏まえて技術会議と行政部局がより効果的な対話を行うことが必要。
  • 研究に対する行政の関与が薄くなっているということが問題。
  • 技術会議委員に現役の行政代表者を入れることが必要ではないか。

 

効果的な評価とその活用について

  • 研究の事前評価については評価次第で予算要求内容を差し替えられるような時期に実質的な評価が行われるべき。
  • 研究テーマの設定から研究成果の普及段階まで、行政が責任を持って評価するという形にすることが必要。
  • 民間では、研究のテーマを設定するときに、この技術が開発されたら、どれくらいの価値を生み出すかを検討し、ターゲットと関連ドメインを設定、ドメインの研究陣が研究課題を提案し、それを審査して課題を決める。
  • 一旦研究をスタートさせると、5年間研究が続いてしまい、中間評価の結果などが厳しく反映されていないのではないか。評価システムの実効性に疑問。
  • 研究が始まった後に、状況の変化が起こって見直しが必要となる場合もあり、そのような場合に研究を継続するか止めるかの評価基準を作り、途中で判断できるような仕組みも必要。
  • 論文・学位の軽視は研究能力・人材確保の面で悪影響。学識・実力ある人材でなければ難問を解決できない。

 

研究資金について

  • 財政状況が悪く、予算の効果的な活用というものを現実の成果との比較でこれまで以上に厳しく求められる現状で、ニーズオリエントのプロジェクト研究にはトップダウンによる組織的実施を徹底することが求められ、ボトムアップのシーズ創出は競争的資金で、という分化を明確にすべき。
  • 現在の農林水産研究予算については、提案者が国であるプロジェクト研究と提案者が研究者である競争的研究資金の予算が半々であり、バランスは良いのではないか。
  • 独法、大学だけでなく、NPOなど多様な研究主体が研究に参画できるようファンディングの柔軟性を考えていくことも考えるべき。

 

成果の実用化と普及の促進について

  • 研究成果が普及するか否かは、現場で儲かるか、儲からないかで決まる。現在、技術会議に要請されているのは、現場の農家が儲かる研究成果を出し、そのウエイトを高めていくということ。
  • 農林水産研究には環境・安全・生物多様性など、儲からないが継続して取り組むべき研究もあり、このような研究については、研究部局が十分に説明して、行政部局に理解してもらうことが重要。
  • 地域研究・普及連絡会議など、研究成果を現場で普及させるための常設的、中核的なネットワークをどのように構築するのかが課題。
  • 研究成果については、個別的なトピックだけでなく、これまで、研究がどれだけ農林水産業の発展に寄与したかを実績としてPRすることが重要。
  • 研究成果の受益者がかつての行政と生産者だけ、という時代ではなく、消費者、国民に広がっていることを踏まえ、ネットを利用して不特定多数の人々に成果を知らせることも考えられないか。

 

(2)独立行政法人の次期中期目標の検討方針

農林水産省所管の研究独立行政法人の次期中期目標の検討方針について事務局から説明の後、意見交換を行った。

【主な意見等】

  • 政策評価・独立行政法人評価委員会や事業仕分けなど、独立行政法人を取り巻く情勢を注視し、その結果も踏まえながら、どのような研究をどのように進めて行くのか検討すべき。
  • 最近、独法では劇毒物の管理が杜撰な事例が発生しており、きちんと管理させる必要。職員の意識改革が重要。

 

(3)その他

次回の農林水産技術会議は、11月下旬に行う予定。

お問合せ先

農林水産技術会議事務局研究調整課総括班

代表:03-3502-8111(内線5810)
ダイヤルイン:03-3502-7399
FAX番号:03-5511-8622

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