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農林水産技術会議

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第533回農林水産技術会議の概要

1.日時平成13年2月20日(火曜日)14時00分~17時25分

2.場所農林水産技術会議委員室

3.議題

(1)これまでの研究レビューの総括及び今後の研究評価のあり方等について

(2)中期目標、中期計画等について

(3)組換え体利用専門委員会の検討結果等について

(4)「組換え作物開発の現状と展望」

4.出席者

甕会長、高橋委員、畑中委員、原田委員、大森技術総括審議官、三輪農業研究センター所長、堤生物系特定産業技術研究推進機構理事長、亀若農林水産情報協会理事長、小林事務局長、岩元研究総務官、染研究総務官、守田総務課長ほか

5.議事概要

(1)これまでの研究レビューの総括及び今後の研究評価のあり方等について

イギリスにおける事例で、評価が行われる際の現場の負担を軽減し、研究活動への影響を小さくする努力が我が国の参考となる。

外部資金の獲得や研究の効率化も評価の対象として考える必要。

研究成果の具体的活用に向けた次のステップを評価を通して示していく必要。

評価の時期は年度末に集中せず、スケジュール分散を図る必要。

(2)中期目標、中期計画等について

評価の結果を当該プロジェクト等の予算に反映させるのは困難でもあり、評価を見越した企画立案を行うことで効率的な予算措置を行う必要がある一方、予定調和だけで国民の理解が得られるわけでもない点にも留意する必要。

政策評価を行う技術会議と機関評価を行う独立行政法人評価委員会それぞれの役割、権限の整理が必要。

用語の使い方を林、水と統一すべき。

(3)組換え体利用専門委員会の検討結果等について

シンジェンタ社の「イネゲノム解読」報道に対するコンソーシアムの対応、特に精度の相違については正確な報道がなされていない。

精度の問題は重要であり、正確な報道と正しい理解が得られるよう努力する必要。

解読率も3月末には16%になり、4月にもプレスリリースの予定。

塩基配列の「解読」という言葉など、科学記事における表現の正確さや統一性には問題点もあり、今後留意して対処すべき。

プレスに対する情報提供は厳密さを期すとともに、広報の重要性を今後とも認識する必要。

(4)「組換え作物開発の現状と展望」

MATベクター法により遺伝子導入に関する先行特許は回避可能。環境抵抗性、病害虫抵抗性を導入した系統については、隔離栽培でOKなら世に出す準備ができている。消費者にメリット感のある成分育種についても検討中。

現在の育種目標は抵抗性と動物栄養アミノ酸(エサ米)の導入。C4、麦穂発芽、優良品種晩生化等課題は多い。

実用品種は欧米各国も狙っており、我が国としても力を入れて取組む必要。

独法化を契機に民間との連携を強め、実用品種は民間にも分担してもらう。ただ、PA等もあって民間には難しい面もあり、基本的部分は今後も独法が担当。

イネゲノム研究は国策として予算と人を投入し、産業化を目指しており、新品種の創出と普及は必要。特にコメの組換え体は世に出す場合インパクトが大きく、国民の不安感を払拭できる安全性に対する十分な検証が不可欠。

技術の進展についての情報公開が是非必要。PRの手法も要検討。

組換え抵抗性品種の育成も、農薬・化学肥料への不安との関係でどの程度世の中に理解されるかが鍵。ha当たり投入量がどの程度減るかといった数値的なデータが出せて、組換えの必要性について理解が得られるようにすべき。

省全体として体系的に取り組むべき問題。推進体制も技会と官房を中心に強化する必要。独法側の予算や人の配分も考える必要。

お問合せ先

農林水産技術会議事務局研究調整課総括班

代表:03-3502-8111(内線5810)
ダイヤルイン:03-3502-7399
FAX番号:03-5511-8622

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