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農林水産技術会議

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第531回農林水産技術会議の概要

1.日時平成12年11月21日(火曜日)14時00分~16時00分

2.場所農林水産技術会議委員室

3.議題

(1)「遺伝子組換え農作物を考えるコンセンサス会議」の結果について

(2)組換え体利用専門委員会の検討結果について

(3)JIRCASの対中国際共同研究について

(4)CGIAR年次総会の結果について

4.出席者

甕会長、鈴木委員、畑中委員、原田委員、佐々木委員、小高技術総括審議官、堤生物系特定産業技術研究推進機構理事長、亀若農林水産情報協会理事長、小林事務局長、岩元研究総務官、坂野研究総務官、海野総務課長ほか

5.議事概要

(1)「遺伝子組換え農作物を考えるコンセンサス会議」の結果について

吉田先端産業技術研究課長から、資料1に基づき、「遺伝子組換え農作物を考えるコンセンサス会議」の結果について説明した後、以下のような討議が行われた。

メンバーは論理的に意見されているようだが、感情的に何か変化したことはなかったかとの質問があり、初めの頃と比べて変わった人もかなりいたが、中には頑なに意見を変えない人もいたとの回答があった。

大いに議論し、まとめるのは大変だったが、割と冷静に意見交換できたのではないか、ヒトゲノムについては、賛成、反対両方出るが、農作物の場合は、賛成があまりいないとの感想があった。

「実質的同等性」について、人によって説明が違っており、よく理解できないというパネラーからの感想があったとの指摘があった。

かなり関心も集め、このようなコンセンサス会議のやり方については評価してよいと思う。ただ今後、続けてやるかどうかについては、同じテーマではなかなかできず、また、長期的な問題についてもなかなかやりづらい面もあるとの意見があった。

コンセンサス会議の開催方法として、例えば、地域ごとにやるとか、農業生産者だけを集めるとかしてもいいのではないかとの意見があった。

有機農業を実践している人などの意見は説得力もあり、我々としては、そのような人たちの意見に対しても、きちんと反論できるよう考えておかないといけないとの意見があった。

結果として、内容はかなり良識的なものであり、それ以上に、プロセスとしてコンセンサス会議で意見がまとめられたこと自体が評価できることだと思う。成功と言える気もするが、反面、イネゲノム等の研究がどこまで日本の農業に必要か理解されたのかどうかとの指摘があり、あまり範囲を広げるとまとめられないので、日本の農業との関係まではなかなか扱えなかったとの意見があった。

(2)組換え体利用専門委員会の検討結果について

吉田先端産業技術研究課長から、資料2に基づき、組換え体利用専門委員会の検討結果について説明があり、了承された。

(3)JIRCASの対中国際共同研究について

野口国際農林水産業研究センター生産利用部長から同センターの活動の全体像、及び、その一環としての対中国際共同研究の概要について資料3-1により、また、土屋国際研究課長から甕会長の中国出張結果について資料3-2により説明した後、甕会長から以下のような指摘が行われた。

WTO加盟を控え、品質重視、輸出志向など、中国農業は大きく変わりつつある。また、西部大開発という動きもある。共同研究には、相手側のこうした変化を踏まえた対応が必要。

総合研究という意味では、例えば、大豆について、技術面の研究のみならず、社系の研究を進め、WTO下での中国の大豆生産の生き残りの条件を明らかにしていくという対応も求められるのではないか。

(4)CGIAR年次総会の結果について

土屋国際研究課長から、資料4に基づき、CGIAR年次総会の結果について説明した後、以下のような意見があった。

CGIARの研究活動の中心はあくまで食料生産の確保に置くべきとのわが国の主張は、国際貿易全般における議論とも通ずるものであり、今後とも維持すべきとの指摘があった。

お問合せ先

農林水産技術会議事務局研究調整課総括班

代表:03-3502-8111(内線5810)
ダイヤルイン:03-3502-7399
FAX番号:03-5511-8622

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