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農林水産技術会議

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第516回農林水産技術会議の概要

1.日時平成11年5月18日(火曜日)14時00分~16時30分

2.場所農林水産技術会議委員室

3.議題

(1)新農林水産研究基本目標の策定について

(2)生物系特定産業技術研究推進機構における民間研究促進業務及び研究開発業務の実施状況及び今後の実施方向について

(3)ジーンバンク評価委員会の結果について

(4)プロジェクト研究の評価について

4.出席者

松本会長、畑中委員、原田委員、佐々木委員、中川原農業研究センター所長、眞木生物系特定産業技術研究推進機構理事長、西尾農林水産技術情報協会理事長、三輪事務局長、篠原研究総務官、藤井研究総務官、林総務課長ほか

5.議事概要

(1)新農林水産研究基本目標の策定について

新保研究管理官から、新農林水産研究基本目標の策定について、これまでの有識者からの意見を踏まえ作成した、農林水産研究基本目標骨子(案)に沿って、基本目標の策定の意義、農林水産研究の重点化方向、農林水産研究の効率的推進のための方策について説明を行った後、討議が行われた。討議における主な意見、質疑は以下のとおり。

21世紀の農業事情がどうなるかを示した方が良いのではないか。また、多面的機能の解明はどのようになっているのか。もっと根拠に踏み込んだ研究が必要なのではないか。

どの程度、科学的根拠が示せるかは研究体制の検討も必要であり、発展的に研究を進めてコンセンサスを得ることが重要である。

研究の重点化の方向として生命と環境の研究を打ち出すのは画期的であり、評価したい。ただし、基礎研究に力を入れると現場対応の研究が疎かになりかねないことを危惧する。重点化では太い柱しか書けないので、具体的な達成目標を出すことについては良いと思うが、様々な分野の基礎研究をまとめて現場に降ろしていく力が弱くなることが懸念される。

研究目標を公表したときの読み手の印象を念頭に置くべきであり、従来のように、農、林、水と書き分ける必要はないのではないか。また、「農林水産」という言葉が頻繁に出てくるが最初だけで良いのではないか。

くりかえし書かなければならないほど、「農、林、水」が一体化して研究されなかった結果だと認識すべきである。書き分けないと自らの課題として認識しない。

「研究成果の効果的活用」以外に研究の後方支援部隊に対する声援を盛り込んだ方が良い。研究情報のネットワーク化、データベースの整備など情報発信がもっとあってもいいのではないか。また、マイナー作物、マイナー農法についても研究が必要である。

農林水産生態系という用語はない。水産は水域ではないか。また、生物多様性も重要であり、入れた方が良いのではないか。

目標と実行がバラバラにならないように独立行政法人に任せる前に具体化させることが重要である。

(2)生物系特定産業技術研究推進機構における民間研究促進業務及び研究開発業務の実施状況及び今後の実施方向について

小川民間研究推進室長から、民間研究促進業務(出融資事業)及び研究開発業務(UR対策技術開発)について、実施状況、今後の実施方向について説明を行った後、質疑が行われた。質疑における主な意見等は以下のとおり。

出資については、将来の収益性を考えて行うようにしている。

UR対策の経験を活かして次のアイディアに結びつけていきたい。

(3)ジーンバンク評価委員会の結果について

柘植連絡調整課長から、3月1日及び26日に開催したジーンバンク評価委員会における平成10年度評価結果についての報告が行われた。

また、評価委員会での結果を踏まえ、3月30日に第16回ジーンバンク管理運営会議で策定された、平成11年度事業実施方針についての説明が行われた後、質疑を行った。質疑における主な意見、質疑は以下のとおり。

ジーンバンクの貢献度を何で測定するかについては、提供した遺伝子資源がどう品種開発に生かされているかという面に加えて、量(種類数)を持っていることも重要。

(4)プロジェクト研究の評価について

門脇企画調査課長から、「農林水産省における試験研究機関及び研究課題の評価に関する指針」(平成9年7月22日農林水産技術会議決定)に基づいた平成10年度中に実施されたプロジェクトの中間、事後評価及び平成11年度から開始されるプロジェクトの事前評価の結果について説明を行った後、質疑が行われた。質疑における主な意見等は以下のとおり。

評価に参画している研究者は、自分の研究室の研究もあると思うが、どう調整しているのか。

独立行政法人化後は、技術会議事務局では評価が重要になると思う。基本目標を策定し、これに即した研究を行っていくことになるが、目標に合致した予算の組立のためにも評価は重要である。

外部評価委員の中には、評価作業は大変なのでもうやりたくないとの意見もあり、評価に携わる者に過大な負担とならないように何らかの工夫をしてもらいたい。

評価については、非常に良いものと悪いものに分けるくらいにする等、簡略化が必要である。

(速報のため、事後修正の可能性あり)

お問合せ先

農林水産技術会議事務局研究調整課総括班

代表:03-3502-8111(内線5810)
ダイヤルイン:03-3502-7399
FAX番号:03-5511-8622

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